漕手のやんごとなき日常

~立教大学体育会ボート部の日常を漕手目線で~

最近思うこと 2年土方

2017-05-19 21:00:17 | 日記
こんばんは、土方です。
最近私は、友達やボート部、そして家族の大切さを改めて感じています。
今、体調が悪く部活が出来ていないため寮で1人になる時間が増えていてたくさん考え事をしてしまいます。寂しいです。笑
部活のこと、バイトのこと(まだ一回しか行ってません。笑)、勉強?のこと?、自分についてなどなど色んな事を考えていますが、自分1人で悩んでると苦しくなってしまうこともあります。でも、私にはたくさん、話を聞いてくれる人がいます。中学からの友達と電話をしたり、高校の友達や大学の友達と遊んだり、ボート部の中で過ごしたり、家族と連絡を取り合う中で、たくさん話を聞いてくれて離れててもいつも気にかけて想ってくれて、自分はたくさんの人に支えられてるし救われているなあ。と感じます。そういう人たちがいて支えてもらってるからこそ自分は一歩を踏み出すことができるし覚悟とか勇気を持てるんだなと思います。友達は一生の宝物という言葉は本当だと感じるし、友達だけでなく皆んなが一生ものだと感じています。これからもたくさんの人との繋がりを大切にしていきたいです。

コヅミック 2年小塚

2017-05-18 22:03:38 | 日記

こんにちは、コヅミックこと小塚です!
最近、一部にコヅミと呼ばれています。いつまで呼ばれ続けられるのか楽しみです!

私は、最近ディズニーランドに行ってきました!ちょうど1年ぶりのランドということでめちゃめちゃ楽しかったです。
大人になったからなのか、アトラクションよりも雰囲気を楽しみました。成長です。

そこで気づきました、私。
ディズニーで働いている人の大切さと、凄さを。

私は将来、人と関わる仕事に就きたいと思っているので尚更ディズニーランドに働いているキャストさんや、ミッキーミニーなど、"人を幸せにする"とはどういうことなのか、どうすればいいのか、ふと考えることがあります。
少しだけですが、、。
いわゆる、日本の言葉でいうと"おもてなし"なんでしょうか!
常に笑顔で、かつ1人1人に細やかなアプローチをしてくれる。素晴らしい、素敵、尊敬です。
1人でも、上の何かが欠けていたらディズニーランドは私たちの知るディズニーランドではありません。そうでなくなってしまいます。
私自身、ディズニーランドに何回も行きたくなるのは、
ミッキーに会いたい!
スプラッシュマウンテンに乗りたい!
写真撮りたい!
シンデレラになりたい!というのももちろんあります。
ですがしかし、私が1番に楽しみにしていることは、ディズニーランドの雰囲気です。あの一歩踏み入れた瞬間、世界が変わります。もう思い出すだけでたまりません。その引き込まれる雰囲気を形作っているのは、他でもなく働いている人、つまりキャストです。キャスト1人1人のゲストに対する心があってこそだと思います。だからこそ、何回も訪れたくなってしまうのですかね〜!
もっと人として成長したいと思わせてくれる場が、ディズニーランドでもあったりします。
ぜひ、行きましょう!!!
次回はディズニーシーについて書こうと思います。笑


考えていること 2年角谷

2017-05-15 13:50:17 | 日記
こんにちは!2年漕手の角谷です。最近これといった出来事がないので、私が最近考えていることをお話しさせてください。

「どうしたら強くなれるのか」

これは小さい頃からずっと思ってきたことです。なので小学生のころ、本気で空手を習いたいと思ったこともあります。今でも、空手を習っていたらなあと思うことがありますが...笑。体ももちろんなのですが、ボートも人間性的にも強くなるにはどうしたらいいのでしょうか。強い気持ちをもつ、誰にも負けない努力をする...様々ありますが、最近私が思う答えは、変化を怖がらないということです。ボートを例に挙げると、普段の練習は漕ぐという動作を15キロほど永遠と繰り返しています。しかし毎日同じ動作を繰り返していて速くなるのでしょうか。もちろん何か変えなければ何も変わりませんし、ずっと同じままだと思います。ボートは些細な体の使い方や表現の仕方の変化でも艇のスピードが劇的に変わるということを最近感じることができ、そういった変化を繰り返すことで強くなれるのかなあと思うようになりました。また、ウエイトトレーニングでも正しいフォームでやることにより、きついのですが、その動きがボートの加速につながることから、乗艇以外でも変化を繰り返すことが大切なんだなあと思います。毎日同じ、落ち着いた、楽なところから一歩踏み出すことも強くなれる秘訣だと思うようになりました。今ある現状を何か少しずつ変えてみる。そうすると大きな変化につながるような気がします。

最近、ナショナルチームの合宿や練習に参加させてもらうようになり、今までしていた漕ぎ方を、スピードを出すために少しずつ変えています。変えたことでスピードが出ていると感じることが多いのですが、今までしてきた漕ぎ方とは少し異なり、私の漕ぎのくせを直すような漕ぎ方をするので、急に変えることが難しく、その少しの変化が体力的にとてもきついのです。いつも何気なくこなせていた15キロでも、漕ぎ方を変え、その意識をずっと続けていると、その半分以下の距離の6キロでバテバテです。バテてしまうのは悔しいですが、意識が続いて集中して漕げている!スピードを出すための第一歩だ!と思うと、なんだかレベルアップしているような気がして嬉しかったりもします。しかし、自分ではすごい変化させてるつもりでも、マネさんが撮ってくれたビデオをみると、変化がわからず、いつも通りに見えます。そのため、明日こそは!とやる気を出させてくれる、正解を見つけたくなる、そんなボート競技が憎いと思ったりもしますが...笑。

普段は頭のネジが数本なく、こうやってまともに考えたり、考えたことを話せたりするタイプではありません、が、強くなりたい!勝ちたい!負けたくない!という気持ちはとてもあります。シーズンに入り、インカレ、全日本、目先の大会は軽量級もあります。どの大会もチームみんなで、誰1人残らず全員で笑って終わりたいです!様々な変化を怖がらず少しずつ前に進んで行きたいです。また、ボートはとてつもなくきつい競技ですが、悩みながらも楽しみたいとも思います。これからまたさらに頑張っていきたいです!よろしくお願いします!

加害者A 2年内山

2017-05-14 23:07:32 | 日記

更新が遅くなり申し訳ありません。
荒川の土手沿いに満ちた桜の花もとうに散り失せ、5月の澄んだ空に葉桜の緑が映える眩しい季節になりました。
青々と芽吹いた若葉の匂いがさわやかな風に乗って運ばれて夏の始まりを予感させます。
長かった冬のシーズンが終わり、夏に向けて本格的に動き始めました。
私事ではありますが、1ヶ月半のあいだ私は怪我によって水の上から遠ざかっており、ウェイトで追い込み、エルゴでタイムを追い求め、水上ではひたすらに漕ぎ込んで力をつけるはずの冬の練習を思うようにすることができませんでした。

それだけではなく、私がずっと憧れ続け、ようやく念願かなった日立明のエイトのポジションも怪我によって降りなければなりませんでした。
全日本で手の届かなかった女子エイトに乗ることができ、そして打倒明治、立教女子初優勝を狙って練習に取り組んでいたところの怪我で、私は目標を失ってしまい何もする気が起きなくなってしまいました。
中学、高校と引退してもすぐ漕ぐ生活を続けておりずっと練習を長期間休んだことがなかったため、1ヶ月半という時間は私にとって初めてボート部でいることが苦痛に思える時間でした。

日立明目前。何故今なのか。何故私なのか。レース当日、自分がいなくても進んでいく艇を見ながら自らの存在の意味について考えていました。
明治に水をあけて勝利した瞬間、心から喜ぶことができない自分が本当に嫌いでした。悔しくて悔しくて1人だけ異色な涙を流していました。

先輩や後輩、そして同期が朝から夜まで練習に励んでいるのに漕ぐことすら何もできない歯痒さ、自分の体が衰えていき皆に置いていかれるのが怖くてうまく眠れぬ夜が続きました。
そんな苦しいなかで、私がそれでもボートにしがみついていられたのは、1人の先輩が私のことをずっと、待っていてくださったからです。

私と一緒にクルーを組みたいと、怪我をしている間でも帰ってくる場所をつくって待っていてくださいました。
エイトから自分のポジションがなくなってしまったことにショックを受けていましたが、待っている、と言ってくださった先輩の言葉に私は本当に救われました。先輩のために戦いたいと強く思いました。
接骨院に通い、自分で怪我について調べ、早く治すことだけに集中し、漕ぎのビデオを見てひたすら頭にイメージを叩き込みました。

怪我をしていてもやれることはある。
今回の怪我で、ボートに乗っているだけではわからなかったこともたくさんありました。普段自分がどうやって漕いでいたのか、何故怪我をしてしまったのか。一度ボートから離れ、客観的に自分を見つめ直すことで見えてくるものがありました。
怪我をするのは本当は良いことではありませんが、新たな一面を知ることができたおかげで、自分に足りないものがよくわかりました。そういった意味では、今回怪我をしたことは意味のあることだったのだなと思いました。

怪我はしたくてしたわけではありません。しかし、いつまでも「自分は怪我人です」と被害者意識でいることは自ら成長を止めることを意味します。自分が欠けることによってクルーに多大な迷惑をかけてしまいました。むしろ加害者でもあるのだということを今回身に染みて感じました。

私が今すべきことは、去年選ばれなかったインカレクルーのポジションを勝ち取り、優勝することにあります。先輩とともに表彰台の一番上に立つことが私の今の目標です。
再スタート、これからが勝負です。