(T_T)☆ルーツを探せ☆(T_T)

自分を探す旅に出よう・・・なんだかな~?

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待ってる:あさのあつこ著

2010年04月01日 | 読書


遠野屋を舞台としたシリーズで時代小説もイケテルと思ったあさのあつこさんの、
別の時代小説をみつけたので、読んでみることにしました。

江戸深川の料理茶屋「橘屋」の仲居頭・お多代を芯にして、橘屋で働く女達
の様々な人生を描いた短篇連作集です。

「父親の薬札代がかさんだため、12歳で橘屋に住み込み奉公することになった
おふく。
家族を食べさせていくために働き、いつか母親が迎えに来てくれるその日まで、
また、幼なじみで根付職人の修行をしている正次が一人前になって自分を迎えに
来てくれる日まで、
「待ってる」・・・と誓う。

しかし家族はおふくをおいてどこかへ行ってしまい、、、」


おふくを始め、いろんな女たちが、それぞれ苦境にたたされ、道を踏み外し落ちて
いきそうになるのを、お多代の厳しいが真実を突いた言葉が救ってくれる。

この時代、誰もが貧しく、裕福なのはほんの一握りのひとたち。

食べるものも満足になく、お金など持っていたことがほとんどない。
身を粉にして一日中働き、それでも病気でもして働けなくなろうものなら、家族
もろとも生きていけない程のかつかつの生活。

時代小説を読んでいるといつも、現代の自分達の生活が、いかに恵まれているかを
思い知らされます。

いつ、身を落としてしまっても不思議じゃない環境。
その中で、ギリギリのところで自分を支え、踏みとどまれる人もいる。
その境は、いったいどこにあるのだろう?どうやって乗り切るのだろう?

そこに、その人としての行き方の真価があり、しかしそれはまだ幼い、うら若き者が
一人で超えていくのは至難の業だ。

しかしこの橘屋には、お多代という、救世主(?)がいる。

そのお多代の壮絶な過去も最後には暴かれ、お多代の仕事は次の世代へと、受け継がれ
てゆく。

重いお話の中に、希望の光が見えて、思わず頑張れ!!と応援したくなるような
女性たちが描かれています。

本の装丁もとても美しく、頑張らなくちゃという意欲の湧いてくる一冊です。

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宇江佐真理著:泣きの銀次

2010年02月27日 | 読書
宇江佐さんの作品は、できの良し悪しがあって、とても感動するものと
まあ、普通かな~?と思うものがありますね。

一番好きな作品は何と言っても「髪結い伊三治捕物余話」シリーズです。

町方同心の小者として働く髪結いの伊三治の捕物話に、深川芸者のお文との
しっとりした大人の恋物語をからませた、地味だけれど心に響く、なんとも
味わい深い物語です。

「幻の声」「紫紺のつばめ」「さらば深川」「さんだらぼっち」
「黒く塗れ」「君を乗せる舟」「雨をみたか」「我、言挙げす」
の8冊が出ています。
特に最初の方のがお勧めです。


今回読んだのは「泣きの銀次」「晩鐘(続・泣きの銀次)」の2冊です。
最近、3作目の「虚ろ舟」も出ていますがこちらは未読です。
まもなく読む予定です。


「泣きの銀次」

 小間物問屋坂本屋の若旦那、銀次は18歳の時、妹のお菊を何者かに
殺される。下手人を自らの手で捕まえたいと願うあまり、店を弟に
譲り、岡っ引きとなる。妹の亡骸を見た時に堪らず泣いてしまって以来、
死人を見ると必ず泣きが入る為、泣きの銀次と呼ばれる様になる。

飛脚にも負けない足、どんな場所にも身軽に入り込める小柄な身体、
馬庭念流の剣の遣い手で、時に韋駄天の銀次とも称される。
妹殺害の真犯人を追って十年、28歳になった色男・銀次の岡っ引き稼業と
恋の行方を描いた第1作。

 髪結いシリーズに比べると、人物の描写が曖昧で、泣きが入るといっても
なんだか情景が浮かばずぴんと来ない。韋駄天と呼ばれるほど足が速いらしい
が、その足を活かしていると感じる場面はあまりない。
だから、なんとなく銀次が有能な岡っ引きというのが感じられず、いまいち
話にのめり込めなかった。
最後の3分の1辺りからは、ついつい一気読みしてしまったけど。

お話の後半で、坂本屋が盗賊に狙われ、父親と跡継ぎの弟夫婦が命を落とす。
そのため銀次が店を継ぐことになる。10年来追っていた事件は解決をみるが
店の主と岡っ引きの二足のわらじを履くことになった銀次の恋のゆくえが
最後に爽やかに描かれている。

・・・・・まあまあの面白さ、かな。


「晩鐘」

 こちらは面白かった。
前作から10年が立ち、小間物問屋・坂本屋銀佐衛門こと銀次も40歳。
二度の火事にみまわれ、間口6間あった店も、ようよう間口2間の小店となり
4人の子を育てるのもやっとの、貧乏暮らし、とても岡っ引きなどやって
いられないため、十手を返し、毎日の生活に追われている。

たまたま殺された妹と同じ名のお菊を助けたことから、再び十手を握って、
江戸市中を騒がす娘拐かし事件の解決に乗り出すことになる。

金持ちのボンボンだった銀次が貧乏になり、回りの環境もがらっと変わる。
自分の小者として使っていた政吉の小料理屋は繁盛して立派な店となり、
銀次を見下すようになる。友だちもそれぞれ離れていった。

そんな状況の中、暮らしは苦しいが、しっかりものの女房と可愛い子供たち
に囲まれ心は温かく満たされた生活を送る銀次の、新たな事件に立ち向かう
姿が、前回のお話よりもずっと心情的にも共感でき、2作目はとても面白い
と思った。

信じていた者からの裏切り、変わらず忠誠を尽くしてくれる元番頭、上司に
あたる同心、表勘兵衛と息子の真之介との切れない心のつながり、そんな
ものが、丁寧に描かれていて、宇江佐さんらしい、市井に生きる人々の姿が
目に浮かぶような作品に仕上がっている。

3作目は、また時間が経っているのだろうか?どんな銀次の活躍が見られるか、
とても楽しみだ。
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赤い指:東野圭吾著

2010年02月20日 | 読書
テーマは「親子の絆」

いろんな親子の絆があって

例え間違った育て方をしたとしても
愛しんで育んできたとしても

親子は親子
それなりの絆があり
それは切っても切れないもの

他人の目からは冷たく見られたとしても、
その家族には家族の事情があり、
そして情愛がある


三世代で一軒の家に住む前原家でおきた事件。
その捜査に当たる新人の捜査一課刑事松宮は、加賀恭一郎の従兄弟。
加賀と組んで事件に取り組む。

それと同時進行で、余命いくばくもない加賀の父親、隆正の最期が
描かれていく。

ちょっと悲しいけれど、感動もするお話でした。
加賀家の父と子の想いが最後の将棋の駒にあふれていました。

それにしてもいつもながら加賀刑事のほんの些細なことも見逃さない
洞察力は、相変わらず素晴らしかった!!
新人諸君、加賀君に付いて、しっかりお勉強なさい!!

加賀「この家には隠されている真実がある。それは警察の取調室で
強引に引き出されるべきことじゃない。この家の中で、彼等自身に
よって明かされなければならない。」

加賀刑事、かっこい~い!! 


すみません、ちょっと訳のわからない独りよがりの感想になってしまいました。

それにしても子育てって難しいよ~。
一生懸命育てているつもりなんだけどね、ちゃんとした人間に無事育って
いるのかしら?と時々不安になるときがあります。
実際には、親である私が教えられることの方が多いんですけどね。
ただ愛情を注げばいいってもんじゃないし、何より親である自分自身が
常にちゃんとした人間であろうと努力することが一番大切かもしれないと
思います。
えへへ、、、それが最も難しい・・・
安易な方へ安易な方へと流れ易い人間なので・・・

ま、無理をせず、楽しく朗らかに生きていきたいというのが私の望みです~


ようやく加賀恭一郎シリーズも読み終わりました。
すっかり加賀君とはお友達になった気分です。
次はいつ、どんな事件で登場してくるでしょうか?これからの活躍が楽しみ 

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東野圭吾著:嘘をもうひとつだけ

2010年02月12日 | 読書
いよいよ加賀恭一郎シリーズも終わりに近づいてきました。
いえ、シリーズが終わるんじゃないですよ。
私が読む予定の本が終わるだけです。

「卒業」に始まって、6冊目「嘘をもうひとつだけ」読みました。

本作は加賀シリーズ初の短編集になってました。
50ページくらいずつのお話が5つ。
読みやすかったですね。

加賀シリーズを読んできていつも思い出すのは「刑事コロンボ」です。
コロンボ刑事の場合は、その冴えない風貌に、ついつい加害者が油断
するところを、追い詰めていくその絶妙なやり取りが面白いと思った
ものです。

加賀刑事の場合はとても見栄えのいい容姿をしていると思われるのに、
そのしつこさと突っ込みに、犯人がいらいらしてきてついつい饒舌に
なってしまい、自ら墓穴を掘ってしまうところなどが、コロンボ刑事
のやり口に似ているのかもしれません。

ほんの些細な疑問点を見逃さずに、そこから犯人の目星をつけ、執拗に
追い詰めていくところが、共通して面白いのだと思います。


いよいよ加賀シリーズも、「赤い指」を残すのみとなりました。
この本も、随分と読まれていた人気作のようですので、楽しみです。

それを読み終えたら、加賀シリーズを読みたくなったきっかけの
最新作「新参者」を、再度読んでみたいなと思っています。
また違った感覚で読めるだろうと思います。


読書を始めると睡魔に襲われるという、難関を乗り越えて、頑張って
もっともっと本を読みたいです~読みたい本がいっぱいあるんだもん

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あさのあつこ☆時代小説「木練柿」

2010年02月05日 | 読書
    


これもシリーズものです。

第1作「弥勒の月」

小間物問屋遠野屋の若おかみ・おりんの水死体が発見された。
たんなる自殺と判断され、すぐに解決するはずだった。
しかし同心・木暮信次郎は遠野屋の主人・清之介に違和感を感じ、
老練な岡っ引・伊佐治とともに、事件を追い始める。


第2作「夜叉桜」

江戸の町で女が次々と殺された。
北定町廻り同心の木暮信次郎は、被害者が挿していた簪が
小間物問屋主人・清之介の「遠野屋」で売られていたことを知る。
因縁ある二人が再び交差したとき、事件の真相とともに女たちの
哀しすぎる過去が浮かび上がった。


第3作「木練柿」

刀を捨てた商人遠野屋清之介。
執拗に事件を追う同心木暮信次郎と岡っ引伊佐治。
時代小説に新しい風を吹きこんだ『弥勒の月』『夜叉桜』に続く
待望のシリーズ登場。


元武士で闇の世界を生きてきた過去を持ちながら、今は立派に
小間物問屋遠野屋の主人として人々に慕われる清之介。

善良な同心だった父親を亡くしてからは、皮肉な生き方をする
切れ者同心の木暮信次郎。

その言動に愛想を尽かしながらも、捕物に関してはみごとな
手並みをみせる信次郎に、葛藤しながらもつき従う岡っ引きの
伊佐治。


この3人を軸に、単に事件を解決して終わるのではなく、その
人間の心の奥に潜む闇をするどく抉り、そして闇と共にある愛情
についても、じっくりと味わうことのできる、今までの時代小説
のイメージとはちょっと違った感じの作品です。

同心信次郎と、商人清之介の、善悪正反対の二人が交差し、お互い
屈折してはいるものの、信頼ともいえるものを築いて行く様子が、
伊佐治の目を通して描かれているようで、今後どうなっていくのか?
気になって、すぐに次が読みたくなってしまいます。


ただ、1作目2作目に比べると、3作目はちょっと物足りなかったかな?

あいまいに揺らめいているような二人の男が魅力的だったのですが、
3作目では、近づかせ過ぎたというか、いい人っぽくなりすぎてて、
少し魅力が薄かったかも?

お勧めなのは1~2作目ですが、やっぱり面白いので、続けて欲しい
作品です。


(劇場で舞台劇を見ているような感覚の本作ではありますが、できるなら
映画化とかテレビ化されるのはやめて欲しいな・・・
とかく映像化されるとイメージが違ってきちゃうので・・・

いえ、映像化されるような噂など聞いてもいませんので余計だったかな?)

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まだ続く加賀恭一郎シリーズ

2010年01月29日 | 読書
もう何冊目かわからなくなりました。

東野圭吾著:加賀刑事もの

「悪意」

人気作家が仕事場で絞殺された。第一発見者は妻と昔からの友人。
逮捕された犯人が決して語らない動機にはたして「悪意」は存在するのか?


加賀刑事は色々な事実から犯人を特定するが、その動機に、どうしても
ひっかりを感じる。
被害者と加害者の人物像が当てはまらないのだ。

それを自分に納得させるため、被害者と加害者の過去を調べ直すことから
捜査をやり直していく。その結果、見えてきたものは?
その動機とは?・・・



「私が彼を殺した」

著者の言葉:メモを取りながらページをめくり、作者がちりばめたヒントを
 手がかりに真相を推理する。
 かつて探偵小説とよばれたものを愛した人々の楽しみは、そういうもの
 だったはずである。それを何とか復活させたいと思った。


そう、これもまた、姉妹編ともいえる「どちらかが彼女を殺した」と同じく、
犯人を読者が推理するという方式(?)のミステリーである・・・・


なに~~??!
    復活させないでいいよ~!!
  


はい、犯人がわかりません。
加賀さん、また やってくれちゃいましたね・・・・・・・


「ほかの方には何のことやらさっぱりわからないでしょうね。
 しかし、一人だけ、今私が言ったことの意味が理解できたはずです。
 そして理解できる人間こそが、穂高さんを殺した犯人なのです」
 加賀はいった、「犯人はあなたです」   オシマイ


はい、理解できなかったので、私は犯人じゃありません   オシマイ



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推理する推理小説?勘弁してよ~

2010年01月20日 | 読書
昨日、仕事してて遅くなったから本は読めないと思っていたのに、
寝る前にちょっとだけ・・・
と思って読んじゃったのが間違いの始まり・・・

残り80ページを、2時までかかって読み終えました。


東野圭吾著、刑事:加賀恭一郎が登場する本の3冊目

「どちらかが彼女を殺した」



最初に加賀刑事が登場するのは「卒業:雪月花殺人事件」です。
こちらは実はまだ刑事ではなく、卒業間近の大学生です。

加賀は高校の同級生で大学も一緒の女性に一方的にプロポーズをしますが、
未だに独身です。フラれたってことですね。
このときの彼女の事を後の本の中では{大学時代の恋人}と言っています。
恋人だったの???まぁいいや・・・

加賀は剣道の学生チャンピオン、全国大会で優勝するほどの腕前。
そして、茶道もたしなみます。あらあら、、、すごいわ

当然の事ながら、「背が高く肩幅も広く、彫りの深い爽やかな青年」
つまり見た目がよい=かっこいいってことですね。

この茶道でのお稽古「雪月花之式」の最中に殺人事件が起こる事から
この題名がついたと思われます。
大学生の加賀の名推理が光ります。


次に登場するのが「眠りの森」
こちらはバレエ団で殺人事件が起こります。
題名はバレエの演目の一つ「眠りの森の美女」からきているようです。

加賀刑事はこの本の中で、自分の過去について、2年間中学校の教師を
していたと話している事から、大学卒業後は教員生活を経てその後、
自分の父親と同じ職業に就いたことがわかります。

加賀はどうやらバレエ団の女性に興味を持ったようです・・・
その後この女性とどうなったかは、今のところ不明です。

この本で、東野氏がバレエにも精通されていることが伺えます。



そして、昨日読み終わった「どちらかが彼女を殺した」ですが・・・

(ネタバレ的感想あり、要注意!!)


『純粋に推理の過程だけを楽しむ小説を書いてみようと思った。
そのために、余分な人物は極力除き、事件自体も地味なものにした。
どんでん返しを用意した小説の方が楽だなと初めて思った。』
と、著者のことばに書いてありました。

*自殺の偽装を施され最愛の妹を殺害された愛知県警の和泉康正は
現場検証の結果、二人の容疑者を割り出す。ひとりは妹の親友。
もうひとりはかつての恋人。康正は復讐のために懸命に真犯人に
肉迫するが、その前に練馬署の加賀刑事が立ちはだかる。
二人の警察官の推理の攻防の結末やいかに!?*****


題名の通り、容疑者は二人。二人のうちのどちらかが犯人なのだが
“どちら”かがわからない。
最終的に、二人を殺人現場である妹の部屋に呼び出し、推理をしていく
と共に、復讐をはたそうとする康正。

復讐をさせまいと懸命に康正を止めつつも推理に協力する加賀。

犯人は 元恋人か? 親友か?
ドキドキハラハラの展開で、結末がわかるまではとても寝られな~い!!

そしていよいよラスト。

康正は妹と同じように電気ショックでの復讐を企て、二人の身体に
電気コードを繋ぎ、二つのスイッチを手にしている。
推理の結果、犯人がわかった!その瞬間、スイッチを押す康正。
加賀がそれを阻止しようと体当たりをこころみる。

犯人の絶叫!!犯人でないほうの悲鳴!!さあ、どうなった?


衝撃の瞬間!!!!!!!





え???


衝撃・・・衝撃・・・・・すっごい衝撃・・・・・!???




どちらが犯人かわっかりませ~ん・・・


犯人の名前が明かされないのです。




それって、それって、、、、、読者が推理しろって意味???

ああ、そういえば、いやにクライマックスの場面が長いな、、、
と思ったんだった。
しつこいくらいに恋人か?親友か?と二転三転して、、、

最終的に、加賀が答えに導くためのヒントを出した。

そうだ、確かに、どっかに気になる場面があったよな、どこだっけ?


それから、その場面をさがすのに、あっちのページこっちのページと
必死にめくり、やっと見つけた!!そうだ、これだ!!

てことは、犯人は・・・この人?

でもそれで合ってるの?


私は推理小説ってよく読むくせに、推理はめっちゃ苦手。
へ~、そうだったんだ、よく考え付くな~って感心するばかり。
なのに、自分で推理して解かなくちゃいけないの?

だったらやっぱりこの人だよな・・・うん、絶対そうだよ。


でも本当にそれで合ってるの???



ね~~誰か~!!犯人はどっちなのか、

     本当の事 教えて~!




           



PS.  あれからずっと考えてました。


最初の現場に戻り、まだ解決されていない疑問はなんだったかを
よ~く考えました。解明されてない問題はひとつだけでした。
加賀が最初から気にしていた事と、それは一致しました。

てことは、、、そうか、やっぱり犯人はこっちだ!!
私なりに最終結論を出しました。

でも、それと同時に、わかったことが。。。
  犯人が誰かなんて重要じゃなかったんです。

最後の最後で、康正が正気に戻ったこと!!
それこそがこの事件の結末だった。
そして、その陰に加賀の必死の想いがあったこと。

ああ、すっきりした☆
私だけの解釈かもしれないけど、私なりに感動の結末でした。
それでいいんじゃない?きっと。ね 



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デパートへ行こう!☆真保裕一著

2010年01月18日 | 読書
真保裕一さんの作品、なんとなく読む機会がなく、
映画「ホワイトアウト」も「アマルフィ」も見そびれました。

真保作品、初体験です。



舞台は誰もいないはずの真夜中の老舗デパート「鈴膳」。

ここに、曰くありげな人々が、何かに吸い寄せられるように集まってきて、
最初は警備員に見つからないようにと静かに潜んでいるが、物語が進むにつれ
だんだん、だんだん騒がしくなってきて、しまいにはあっちこっちで
追いかけっこが始まり、大騒ぎとなってしまう。


家族に見放されリストラにあい、住む家も所持金もなくなってしまった中年男は
夜を過ごすため、子供の頃の思い出の詰まる「鈴膳デパート」にやってくる。

鈴膳の女性従業員は復讐のために、宝石売り場の高額商品を盗み出すため、
密かに隠れ、誰もいなくなる夜を待っている。

家出をしてきたらしい若い男女のカップルは、お互い何やら訳有りの様子。
偶然鈴膳に来たように見えるが実は思惑があるらしい。

やくざに追われる元警察官の男は、怪我をして逃げ回る最中、安全な隠れ場所
として鈴膳を選ぶ。

担ぎ上げられ、名ばかりのトップの職に就く御曹司の坊ちゃん社長。
ひょんな事から夜中のデパートから帰れなくなってしまう。

そんな面々に、社長に対立しようとする、宝石売り場の責任者の男性社員や、
デパートの生き字引と言われるベテラン警備員、過去の出来事から立ち直ろうと
する新人警備員なども加わり、物語は複雑に絡まっていく。


デパートがそんなに人気なくなったとは思いませんが、確かに昔のデパートって、
特別な場所のような気がしていました。
特に屋上。
人・人・人で、ひしめいていた様な記憶があります。
アイスクリームを食べたり、乗り物に乗ったり、犬や猫や小鳥がいたり、
とにかく賑やかでしたね~。

そんな昔を懐かしく思い出しながら、この真夜中の攻防(?)を面白可笑しく
一気に読み終えました。

本という、音のない世界のはずなのに、「し~っ、静かに・・・」とひそひそ声から
始まって、「うわ!」「え?!」という思わず発してしまう声になり、そのうち
辺りかまわず声が出てしまい、クライマックスにはもう大声で叫んでしまう!!

なんだか、騒々しい音まで聞こえてくるような、そんな面白さでした。

完全なる悪者というのがほとんど出てこない物語はまるで、育ちのいい坊ちゃん社長
のようで、物足りなさを感じる方もいらっしゃるでしょうが、私はこういう上へ上へと
昇っていくような感覚のお話が大好きなので、読後感も爽やかでした。

愛と、夢と、再生の物語。

人は、自分はこういう人間だと思い込み、決め付けてかかりがちですが、あるとき、
ふと、自分も変われるんじゃないか?という気がするときがある。

そう、人間はいつだって、変わることができるはず。
そう思うだけで、とっても元気が出るって、思いませんか?


この本を読むと、最後にきっとあなたも言いたくなりますよ。


一緒に   「デパートへ行こう!」   と・・・・・


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時代小説☆弥勒の手

2010年01月13日 | 読書
お得意のシリーズ物です。

風野真知雄 著 「若さま同心 徳川竜之介」の9巻目「弥勒の手」読み終わりました。


幕末に近い時代、田安徳川家の11男、徳川竜之介が、市井の人々と触れ合うため、念願の定町回り同心見習いとなって事件を解決していく・・・というお話。

憬れの見習い同心になって、市中の見回りをする竜之介は、次々と不思議な事件に遭遇する。優れた洞察力で、事件を解決するうちに、風変わりな事件が起こると、先輩同心達は全て竜之介に押し付けてしまうようになる。

同心としての生活を楽しむ竜之介だが、実は葵新陰流の使い手として、徳川家に伝わる「風鳴の剣」を会得、継承した唯一の人物なのだ。だから、その竜之介を狙って、風鳴の剣を破るべく、次々と刺客が襲ってくる。

しかし、ある出来事を堺に、風鳴の剣を封印し、刀を絶対に抜かないと誓った竜之介は、新たに編み出した「つばくろ十手」という技で十手を自在に操り、悪と対峙する。


竜之介がいかにも育ちがよさげで、爽やかで、体も心も鍛え上げられていて、好人物なので、読んでいてもすっきりしてて気持ちいいです。

あくの強い先輩同心や、老練な岡っ引き、田安家に仕える爺、過去を背負った女スリ、寺の住職、などなど、竜之介を取り巻くサブキャラたちも個性豊かで、とても楽しいです。

軽い感じで読めるので、あっという間に読み進んでしまいますよ。



シリーズ既刊はこちらです 

          「消えた十手」
          「風鳴の剣」
          「空飛ぶ岩」
          「陽炎の刃」
          「秘剣封印」
          「飛燕(つばくろ)十手」
          「卑怯三刀流」
          「幽霊剣士」

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加賀恭一郎をシリーズで・・・☆

2010年01月10日 | 読書
東野圭吾の「新参者」を昨年読みました。

それで加賀恭一郎なる登場人物に俄然興味が湧きました。

こりゃ~もう、シリーズ物大好きルーシーとしては、全部読破するっきゃない!!
幸い正月休みはたっぷり一週間もあるし!!
と、勢いよく7冊も借りてしまった・・・

一週間休みといえども、さすがに年末年始はちょっと忙しかった。
他にも3冊ほど借りていたもので、まだ読み終えたのは最初の一冊「卒業:雪月花殺人事件」だけ。

頑張ってあと6冊に挑戦します!!

ちなみに、あとの6冊をご紹介しておきます。

「眠りの森」
「どちらかが彼女を殺した」
「悪意」
「私が彼を殺した」
「嘘をもうひとつだけ」
「赤い指」


感想はまとめて後日・・・

最近結構東野圭吾作品は読んでいます。

ガリレオシリーズは全部読みました。
最近読んだ中では「新参者」以外では「パラドックス13」というのが印象的でした。
電子機器、電磁波製品を始め、文明の利器を使うことに慣れきっている現代。
もしそういうものが、何の役にも立たなくなってしまったら、そんな世界に突然入り込んでしまったら、どうやって生きていけるのだろう?という、反省の気持ちもちょっぴり含めて、考えさせられてしまう場面がありました。果たしてあんな状況で、私は行きぬくことができただろうか?・・・
面白かったです。


さて、はたして何日で読み終わるか・・・頑張らなくちゃ・・・

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