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中秋節の必需品

2009年10月01日 23時19分24秒 | 台湾グルメ

今年の中秋節(旧暦8月15日)は10月3日、もうすぐです。
台湾では中秋節は祝日で、貴重な休みなのですが、今年は運悪く土曜日に重なって代休にもならない上、強度が「猛烈」な台風17号がちょうどやって来そうで、残念ながらお月見は希望薄です。

でも、台湾の中秋節は日本のお盆のような感じで、家族団らんの日ですし、日本のお中元のように、仕事関係の人などに贈り物を贈り合います。

中秋節に欠かせない贈り物といえば、まずは「月餅」。
台湾の月餅は種類が多く、日本でおなじみの香港式だけでなく、おまんじゅうやケーキのようなものまでいろいろあります。
上の写真は、すべて「月餅」です。

 

それから、「柚子」。
といっても、これは日本の「ゆず」ではありません。
「文旦」ともいい、日本の「ザボン」に当りますが、形はこのように瓢箪のような形をしています。
皮の色があまり美しくない・・・と思われるかもしれませんが、台湾の文旦は収穫してからかなり置いておいて食べるのが普通で、皮を剥いてみると中身は意外にみずみずしかったりします。

月餅にしても、文旦にしても、「円い形をしている」というのがポイントで、「円」は「団円(一家団欒)」に繋がります。
現在の台湾では、中秋節は家族揃ってバーベキュー(烤肉)をする、というのが定番。
この日は昼となく、夜となく、あちこちから炭でバーベキューをする煙が上がる、というのが風物詩になっています。(尾)

※9月30日(水)の番組「台湾ミニ百科」では、台湾の中秋節の風習をご紹介しています。

オンデマンドでは、「今週の番組」水曜日の番組開始30分後に始まります。



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