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私の大腸癌考察(10)

2012年09月07日 | 自分記事

 私の大腸癌考察(10)               

 

この頃は必ず38度以上の高熱が出ると、病名は「胆管炎」に加え「胆管ステント交換留置術」がセットになっていました(胆嚢が無いからです)。残された治療方法が遂に「放射線治療」と「対処療法(緩和ケア)」だけです。医療施設により若干の違いは有ると思われますが、ほぼ同様でしょう。後者の治療方法は最終治療で人間の尊厳を考え安楽に最後を迎えるという事も含まれています。初めて死を意識し始めたのもこの頃でした。私の受けた「放射線治療(以下放射線)」はどの様なものか説明した行きたいと思います。

大腸癌の放射線を行う人は、抗癌剤治療も受けられないほど悪化した患者、抗癌剤治療は受けたが効果の出ない患者、または稀に抗癌剤治療と放射線を併用して治療する患者に適用されます。この治療方法で病状が改善する人もいますので、前向きに考えることが一番大事だと私は考えます。結果から先に書きますが腫瘍マーカー(CEA)が最悪18ng/ml 以上だったのが5.8ng/ml まで下がりましたが、通常範囲5.0(ng/ml)以下には成りませんでした。もう一つの腫瘍マーカー(CA19-9)は、1800U/ml以上っだったのが100代U/mlまで下がりましたが一番大事なCEAが5ng/mi以下に成らなければ何処かに癌が潜んでいると考えられます。

本題に戻りますが治療は一定期間行わないと効果が出ませんので途中では止めない事です(悪影響も考えられます)。私の場合は3週間入院して計15照射でした。

大まかに治療の手順は以下のようになります。

1:最初に放射線科の専門医師が診察し、患者の病気の種類、体の状況などを考慮しながら最もよい治療方法を話し合いで決めます。

2:X線またはCTシュミレーターと呼ばれる装置を使用し、副作用を少なく治療効果がよりあがるかを検討します。その後、正確に治療できるように位置決めという撮影を行い、これを基に皮膚にマジックで印(広範囲)を付けます。このマジックは消えやすいもので放射線治療技師でなければ書き直すことは出来ません。シャワーを浴びる時も擦らないで印の上に石鹸の泡をのせ、洗い流すだけですが、これでも印はかなり薄くなります。私の場合はうっかりしていて半分消してしまった事があります。本当に気を付けながらシャワーを浴びるので嫌になりますよ、シャワーが。時間的には最初なので30分~1時間位かかります。

3:毎回の治療は印を書き直してから10分程度で終わります。顕微鏡の先みたいなものが(大きさは70~80cm位)体を360度回転し決められた位置で照射します。私の場合は、5方向から照射しました。左横腹、真上、右横腹、左斜め背中下方向、右斜め背中下方向でした。

4:診察は週1回でした。医師からの状況説明と、異変が起きていないかの確認が主でした。 

副作用は、皮膚のかゆみ、食欲不振、吐き気などです。日常生活はごく一般的なもので、休息を十分にとること、ぬるめのお湯で入浴し印を消さないこと、バランスのとれた食事、直射日光に気を付けることなどです。詳細は、放射線科の医師に聞いてください。 

主治医に、隠れ癌が潜んでいる可能性があるので、これからの治療方法を私が決めなければなりません。対処療法しか無いことを告げられいたこともあり遂に決断しました、危険を承知のうえで分子標的薬アービタックス(セツキシマブ)を単独使用することです。死が早まるかも知れないが自分の気持ちに納得出来る方法を選んだのです。以前記載したと思いますが、上皮成長因子受容体 (EGFR)にKRAS遺伝子変異のある患者には効果がないことに加え、逆に寿命を短くしてしまう可能性があります。 

「災い転じて福となす」を実感するとは思いもよりませんでした。見事に、この治療方法が効果を現し、CEAが4.1ng/ml、CA19-9が14.8U/mlに成りました。今もこの治療方法を続けていますが、体全体に現れる発疹(効果あり)が悩みの種です。治っては、新たに発疹ができる事の繰り返しですが見た目には徐々に増えている感じです。毎日飲み薬と、塗り薬、日常生活等々非常に精神的に苦痛を覚えます。 

中途半端な感じですが一応、大腸癌の考察は終わりにします。

これからは、治療で気づいた事、医療制度などについて記事にしたいと思います。

最後に大腸癌について国立がん研究センターのがん情報サービスURLを記しておきます。右側にある、がんの冊子(PDF)は有益だと思います。

 http://ganjoho.jp/public/cancer/data/colon.html

 


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