空の爽やか散歩道

古今東西
昔今日記

ロボコップ

2012-05-09 20:07:08 | 日記
ロボコップ。いわずと知れた有名な映画。

殉職刑事がロボコップとなって生まれ変わり世の中の
悪党と戦う世の中のヒーロー。

ロブ・コップ。こちらはおいらの働く会社のシフトエンジニア。
シフトっつうのは2日間昼間働いて、2日間夜働く。4日間休み。

ロボコップが全てを搭載し、フル活動するのに対し、
ロブコップは全てを忘れ、脳みそをフル掃除している男。

彼とは言葉のキャッチボールが上手くかみ合わない。
そもそも、これはおいらが今の会社に働き始めたときに
「ロブとはまともに喋れないから…」と言われていた。

最初は意味が良く分からなかったが、年月が経つにつれ
よ~~く理解できた。

外の喫煙所で彼は独り言を言っては、自分自身の言葉が
可笑しいのか、笑い始める。

会社が終わり帰宅中、信号待ちをしているおいらの車の隣りに、
奴の車が止まった。
ふと横を見たおいら。ロブは誰かと喋っている。そして爆笑。
もちろん、電話をしてるわけでもなければ、同乗者もいない。
ゲッ!とおいらは驚いた。

そして、おいらと働いていたジムがロブに聞いた。
ジム「ロブ、昨日はトイレの中で誰と喋っていたんだ?」
ロブ「トイレと話していた。」
だそうです。きっと車の中ではハンドルと喋っていたのだろう。
思ったおいら。

おいら、ピーそしてイオアスがキャンティーンでコーヒーを
飲んでいた時、ロブがやってきた。
ピーが「ロブ、新しい車買ったのか?」とロブに尋ねた。
ロブ「パードン?」
ピー「新しい車を買ったのか?」
ロブ「ノー」
ピー「トヨタの赤い車は誰のだ?昨日お前の奥さんが
   迎えにきたんじゃないのか?」
ロブ「おらは、知らねー」
ピー「昨日、会社の入り口の前で、お前を迎えに来たのは誰だ?」
ロブ「うちの娘」
ピー「じゃー、トヨタの赤い車は誰のだ!」
ロブ「娘の車だ。」
ピー「それじゃ、昨日の車は娘の車か?」
ロブ「今日の事か?」

もう会話がチグハグだ。

ロボコップ、潤滑油のいらない人型ロボット。
ロブコップ、潤滑油が必要な、超精密ウェエリッシュ。

アニマル

2012-05-04 20:02:57 | 日記
やられた!またしてもやられた。

ヨーロッパ全土は知らないが、ドイツ、英国に関しては
おいら宛ての手紙や、書籍物、日本食など、独人と英人は
勝手に開ける癖がある。

そして、必ず同じ事をマニュアル通りの様に言う。

「セキュリティーの為。」

そのくせ、開けてから必ず同じ事を聞く。

「この本は何が書いてあるの?」とか、「この食べ物は何?」
とか…。

まずは、ドイツ駐在時代。

日本から、CDと雑誌が届いた。そして、おいらの手元に届く頃には
箱が全開。
事務所の独人の女の子が、「日本から届いてたわよ。ハイどうぞ。」
そして、「何が入っているの?」と白々しく聞いてくる。
お前見たやろ中身!しゃーない、説明すると、「CD聞かせて」と
言ってきた。

パソコンで視聴すると、「ハッハッハ!おもしろい曲ね。」だって。
お前は日本語喋れんやんけ!わからんやんけ!何いっとんねん。

ロンドン駐在時代。

ロンドン転勤が決まった時、自分の書類をドイツ事務所から
ロンドン事務所へ送った。

ロンドン事務所に行くと、何故か、書類を詰め込んだ箱が全開に
開いていた。
答えはわかっとんねんけど事務所の人に、とりあえず聞いてみた。

「セキュリティーの為」はい、でたお決まり文句。
でも、引き下がらないおいらは、「他の理由は?」と聞いた。

「実は、どうしても見たい資料があって、開けた。」
ほらでた本音。

そして、ウェールズ。
今は、結婚しているから、家に物を届ける事ができるが
独身時代は、会社宛。そうではないと、面倒な事になる。

日本からおいら宛に手紙が届いた。届け人は元日本の会社の
同僚から。中身はクリスマスカードだ。

が、なぜか開いてある。そしてここでも、同じ事を言う。
「セキュリティーの為」もうさすがに聞き飽きた。

宛先が、完全においらの名前。他の誰でもない。お.い.らの物だ!

当然、奴らは聞いてくる。「誰からの手紙だ?」

最初は答えていたが、度重なるとさすがに、嫌になる。

だから、最近はこの手をよく使う。
「ラブレターが届いたねん。ええやろ」とかCDや日本食が
届いた時は、「PORN! ANIMAL PORN!」

あまり良い例えじゃない。

でもな、もう、うんざりなんやって!ええ加減にして!