空の爽やか散歩道

古今東西
昔今日記

アニマル

2012-05-04 20:02:57 | 日記
やられた!またしてもやられた。

ヨーロッパ全土は知らないが、ドイツ、英国に関しては
おいら宛ての手紙や、書籍物、日本食など、独人と英人は
勝手に開ける癖がある。

そして、必ず同じ事をマニュアル通りの様に言う。

「セキュリティーの為。」

そのくせ、開けてから必ず同じ事を聞く。

「この本は何が書いてあるの?」とか、「この食べ物は何?」
とか…。

まずは、ドイツ駐在時代。

日本から、CDと雑誌が届いた。そして、おいらの手元に届く頃には
箱が全開。
事務所の独人の女の子が、「日本から届いてたわよ。ハイどうぞ。」
そして、「何が入っているの?」と白々しく聞いてくる。
お前見たやろ中身!しゃーない、説明すると、「CD聞かせて」と
言ってきた。

パソコンで視聴すると、「ハッハッハ!おもしろい曲ね。」だって。
お前は日本語喋れんやんけ!わからんやんけ!何いっとんねん。

ロンドン駐在時代。

ロンドン転勤が決まった時、自分の書類をドイツ事務所から
ロンドン事務所へ送った。

ロンドン事務所に行くと、何故か、書類を詰め込んだ箱が全開に
開いていた。
答えはわかっとんねんけど事務所の人に、とりあえず聞いてみた。

「セキュリティーの為」はい、でたお決まり文句。
でも、引き下がらないおいらは、「他の理由は?」と聞いた。

「実は、どうしても見たい資料があって、開けた。」
ほらでた本音。

そして、ウェールズ。
今は、結婚しているから、家に物を届ける事ができるが
独身時代は、会社宛。そうではないと、面倒な事になる。

日本からおいら宛に手紙が届いた。届け人は元日本の会社の
同僚から。中身はクリスマスカードだ。

が、なぜか開いてある。そしてここでも、同じ事を言う。
「セキュリティーの為」もうさすがに聞き飽きた。

宛先が、完全においらの名前。他の誰でもない。お.い.らの物だ!

当然、奴らは聞いてくる。「誰からの手紙だ?」

最初は答えていたが、度重なるとさすがに、嫌になる。

だから、最近はこの手をよく使う。
「ラブレターが届いたねん。ええやろ」とかCDや日本食が
届いた時は、「PORN! ANIMAL PORN!」

あまり良い例えじゃない。

でもな、もう、うんざりなんやって!ええ加減にして!

最新の画像もっと見る