3号M電話機
3号M電話機は、1943年に逓信省の標準品として制定されました。そして、これまでのデルビル式やソリッドバック式にかわる磁石式の電話機として使用されるようになったのです。
この電話機は3号自動式電話機と同様に、筐体にはベークライトを使用し、これまで別々だった送話器と受話器も一体化されたものを使用しています。
この電話機の特徴としては、設置形態により卓上型と壁掛型にすることができることです。電話機自体には卓上型と壁掛け型の違いはなく、受話器を掛ける部分の取り付け方を変えるだけで変更が可能になっています。写真は卓上型の状態です。
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