K-World (Kの世界)

アルツハイマー型認知症の妻K、
発病後18年目になります。
現在は介護療養型病院に入院中。
(夫Route463)

古希、Kにありがとう。

2008-03-12 21:57:59 | ケア日記
先日私は、70歳(古希)になりました。
今、私がこうして元気に生きていられるのは、
病弱だった私を支えてくれたKのお蔭です。

Kが病気になった今、私がKを支える番です。

介護・家事を続けていくことは大変ですが、
日々体を動かす仕事をさせてもらえることに
むしろ喜びを感じつつ、頑張り過ぎることなく、
みなさまのお力に支えられながら、
たんたんと暮らしていきたいと思います。

Kと私とって、デイサービスの存在は、
とても大きな支えとなっています。
所長さん、主任さん、スタッフのみなさん、
心からお礼申し上げます。

「自分の誕生日を祝うために、
私自身がケーキを買いにきたよ」と、私。
「今、そういう方が多いのよ」と、
ケーキ屋さんの奥さんが云いました。

デイから戻ったKとケーキを食べながら、
Kに、「ありがとう」と感謝を述べました。
Kはうれしそうに、応えてくれました。

Kの満面の笑顔に救われています。


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おめでとうございます。 (にんじんクラブより)
2008-03-13 01:48:21
何時も本当にがんばっていらっしゃるお姿を想像しては、こちらも・・と励まされています。にんじんクラブの大内と申します。今晩はクラブに泊まっており、読ませて頂きました。お誕生日おめでとうございます。

私も鎌田先生の御著書は読ませて頂いています。
本当に深い愛情で満たされます。
また、「なげださない」と言う本が一月三十日に出されましたね。十のお話しが珠玉のように輝いています。先生の優しいまなざしが自分の隣にあるような気がしました。また、奥様を思いやるroute463様の「なげださない」思いが彷彿といたしました。

早春賦と言う歌が口をついてふっと出てきます。
もう、春はそこまで来ていますね。
桜のはなの下のK様のお写真をまた拝見したいと
密かに思っています。   (大内)
おめでとうございます (sakura)
2008-03-13 09:22:23
Route463様 古希をお迎えになられて、おめでとうございます。
人生の節目節目を、いつもK様とご一緒にお過ごしだったことでしょう。このお誕生日も、ご夫妻そろってお祝いできたご様子で、自分のことのように嬉しいです。
毎日の介護・家事を、体を動かす仕事をさせてもらえる喜びに感じておられるとのこと、頭が下がるばかりです。自分の身の周りの出来事を幸せに変えるカギは、こういうところにあるのだなと、教えていただきました。ありがとうございました。
Unknown (Route463)
2008-03-13 15:10:54
にんじんクラブ 大内様

コメント、誠にありがとうございます。
この歳まで生かさせていただいていた、
そんな感謝の気持ちでいっぱいです。

鎌田先生の「なげださない」という本、
是非読んでみたいと思います。

今年も「桜とK」の写真撮れそうです。
Upしたら、見てくださいね。
Unknown (Route463)
2008-03-13 15:21:41
sakura様

ありがとうございます。

先日テレビで、86歳のチヅさんが今も元気に
新橋駅前で靴磨きをしているドキュメントが
放映されました。

寒い日も、暑い日も、60年近く働いて、
「仕事をしていることが元気の素よ」と、
そのようにおっしゃられました。

体を動かせるということがどんなに幸せか、
彼女は私に教えてくださいました。
Unknown (maro)
2008-03-14 22:12:33
k-ご夫婦さま
お誕生日おめでとうございます。

何時もご苦労様です。
Route463様の優しさに頭がさがります。
そして奥様の優しさ!
お二人での誕生日を 多く多く
重ねることを願っています。

自分達と重なる事がとても多いです。
私も大病をしたとき 勤めをしながら
主人も本当に良くしてくれました。
今はお返しのつもりで……おあいこです。

3月には集いが多くありますが「15」日の
フォーラム出席……様子を聞かせて下さい。
越谷の若年の集いにも時間がとれず
予定がたてられないのがこの「病」です。

先日NHKの「若年夫婦愛」
とてもステキな双家族のご夫婦様でしたね。
ご主人様を介護され奥様が働いている
家庭も大変ですね

成年後見人の手続を済ませ
住宅ローンの免除もひとつの
考案のようにも思いました。
Unknown (Route463)
2008-03-15 13:48:57
maro様

ありがとうございます。

人間は、生まれたときから、死に向かって
歩き続ける、と聞きます。
また人生は、一瞬の喜びと、一瞬の苦しみの
積み重ね、とも聞きます。

むしろ、ほんの少しの喜びと、あとは
困難に満ちているような気もしますが、
与えられた大切な命を全うすることが、
一番の喜びではないでしょうか。

振り返って、70年生かされたことに、
本当に感謝するばかりです。

フォーラムの件、了解しました。

成年後見人の手続を完了されたとのこと、
何ごとも準備が大切ですね。

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