るぅあんのブログ”晴れが好き!”

店情報『aboutRouen』に続く、日々の雑感をつづっています。スウイーツの情報などの交流の場にしたいと思っています。

ご飯もパンもケーキも大好き!しかし、それらはドラッグだという・・・どうする?

2013年08月23日 | 日記


アメリカの今の小麦、スーパー糖質の恐ろしさ。

パティシェが朝のラジオで聞いたという。
生島ヒロシの『おはよう一直線』で紹介されていた。
いわく、『小麦はたべるな!』という本。

アメリカのDr.ウィリアム・ディビスという医師(循環器疾患予防の権威、だそうだ。)の著書を、
白澤教授が翻訳したものだ。

調べてみると、
今はやりの、「低炭水化物ダイエット」と少し似ている。
しかし、肥満やダイエットばかりではない。
アンチエイジングに始まり、糖尿病・心臓病・リューマチ・皮膚病に至るまで、
その「奇跡」は幅広い。

なぜ、小麦を食べるな!というかというと、
日本に輸入されている小麦の6割は、アメリカ産の小麦で、
そのアメリカ産の小麦は、病原菌や日照りなどの環境ストレスに抵抗力を高い品種として
遺伝子操作をされたもの(『遺伝子組み換え』)だからいけないのだそうだ。

アメリカ人は太った人が多いが、その原因は小麦にあり、
治療の一つの試みとして、摂取をやめさせた4週間後に、ポッコリお腹がへこんできだという例が紹介されている。
続けて、肥満につながる各種成人病症状も緩和されたそうだ。

翻訳者、白澤教授はまた、『白米中毒』という本で、
白米や砂糖は、精製度の高いものほど中毒性が強い、という。
麻薬も純度の高いものほど、中毒性が高いでしょう?と、述べているのだ。

「おいしい!」と思う「快感」(脳の報酬系への強いシグナル)を得たいがために、
もっと食べたくなる。
ご飯がなくなっては困る、と思う。
それが、依存症になり、中毒に結びつく。
という、理論だ。

また教授は、『「砂糖」をやめれば、10歳若返る』という本も、出している。
純度の高い砂糖ほど、ブドウ糖化しやすく、それは報酬系の快感を刺激し、
もっと食べたいという依存体質をつくり、
インシュリンとアドレナリンの均衡を崩し、
糖尿病へと導く。

一方でネットでは「低炭水化物症」という、この理論に対する批判も出ている。

白澤教授が、お腹いっぱいに食べた後は眠くなるでしょう?と言えば、
反対派は、お腹が空き過ぎると、頭がぼおっとしてくるでしょ?と言っている。
どっちも「そうだなぁ」と思う。

要は、中毒症状や禁断症状を発症するような食べ方をするのはやめなさいということではないだろうか。
さきのDr.ディビスや白澤教授は、小麦や白米を食べるのは、今すぐやめなさい。と確かに書いている。
量を減らすなどという中途半端なことでは、「小麦病」や「白米中毒」から脱することはできないよ、と言っているのだ。

精米した銀シャリは確かにおいしいから、どんどん食べて、つい食べ過ぎてしまう。
美味しいと思うのは、吸収の早いブトウ糖がいち早く脳にシグナルを送るためだが、
同時に血糖値も急激に上がる。
それが、問題だと指摘しているのだ。

白米は美味しいが、大切な栄養価(ビタミンやミネラル、食物繊維)を失った食べ物だ。
「お腹いっぱいになった」と思うのは、実は胃ではなく、
胃は満腹感を感じる部位ではなく、
脳が満腹感を覚えるのだという。

拒食症とかいう病が、実は精神科で治療するのは、その証拠だ。

また、よくかんで食べると、量は多く食べることはできない。
それで、どうしてもお米を食べたいのなら、
栄養価豊富な玄米を食べなさい。
あるいは、どうしても白米というのなら、雑穀ミックスとともによくかんで食べれば、
満腹感も、栄養も文句無しという主張である。

この理論が、真実だとしてもあまり受け入れられないとしたら、
現代人が、あまりにも忙しいからではないだろうか。
つまり、よくかんで食べる時間がない。
または、体に良い食事を考えて、しっかり作る時間がない、ということ。

手っ取り早く食事をし、満腹感を得ようとしたら、
牛丼やハンバーガーなどの美味しいファストフードはとても便利だ。
栄養価のないもの(時には、体に害のある食べ物)を、忙しく体に取り込んで、
挙句に健康を害するのだから、
まさしく『忙殺』ではないか?(本来の意味とは違うが・・・)

パティシェは、結局、悩んでいる。
『小麦は食べるな!』は分かったが、
うちの商売にはあがったりの理論だなぁと・・・・
ラジオの白澤先生は、日本の小麦は「まだ、大丈夫」とおっしゃっていたそうだが、
まだって、いつまでなのだろう。
コメント
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