日々是勉強

気軽に我流でワインを楽しんでみようかと。

12/10-11 フレンチ・ディナー

2014-12-11 22:11:15 | Today's Menu

2014.12.10. Wed. 遅ればせの姑の誕生日祝い   『まごわやさしいか』 

朝:

 大根葉のエスニック丼  鴨脂、ニンニク、大根葉、松の実、ミント、ナンプラー   ㋙㋳

 舞茸と白菜、水菜、ワカメのエスニックスープ   ㋛㋻㋳㋮

 柿、ラ・フランス

昼:

 雑魚おろし   ㋚㋕㋳

 水菜の焚いたん   ㋳

 安納芋の天麩羅   ㋑

 鮎の佃煮   ㋚

 職場のお弁当(分け分け)   ㋑㋮㋳

 ご飯  海苔と   ㋻   

 しめじと豆腐、白菜のお味噌汁   ㋛㋮㋻

夜: 遅ればせの姑の誕生日のお祝い。 いつものフレンチ料理店にワインを持ち込ませてもらって。 

 フレンチのフル・コース   ㋚㋛㋳㋙㋕

      

Joseph Perrier 'Cuvee Royale' Brut  ジョセフ・ペリエ・シャンパーニュ ブリュット “キュヴェ・ロワイヤル” AOCシャンパーニュ (フランス・シャンパン)

      

「英国王室御用達シャンパーニュ。 『ジョセフ・ペリエ』しか飲まなかったと言われるヴィクトリア女王、エドワード七世から「ロワイヤル」の称号を受け、シャンパーニュ・キュヴェ名の中に“ロワイヤル”が使われている究極シャンパーニュで、チャールズ皇太子やアンドリュー皇子の結婚式などの指定シャンパーニュとして有名。 ゴーミヨ誌4つ星、ミシェル・エドワーズ「シャンパーニュ」三ツ星、ル・クラスマン誌にクリュッグやボランジェに次ぐ★★(ダブルスター)評価をさせ、「実にまろやかなシャンパーニュ。味にうるさい通を唸らせるような切り札をそろえているといってもいい」と絶賛させた人気シャンパーニュ。 クリーミーで丸い味わいのスタンダードキュヴェシャンパーニュ。」

Critic Score
Wine Spectator 92/100
Falstaff Magazin 91/100
CellarTracker 88/100 (60 notes from 33 users )
Wine Enthusiast 88/100
Bettane et Desseauve 16/20
Decanter 15.8/20
Jancis Robinson 15/20
Gault & Millau 14.5/20
La Revue du Vin de France 14.5/20
 
Award Organization Award Year Result
Le Guide Hachette des Vins 2009 1 Star
Le Guide Hachette des Vins 2005 1 Star
Le Guide Hachette des Vins 2002 1 Star
 
りんごや蜂蜜のアロマ。 前回頂いた時より少し泡が弱って来ている感が有ったが、十分飲み頃。 濃い色の蜂蜜の風味が強く有り、とっても美味しい。

アミューズ・ブーシュ、次の前菜あたりでもう空っぽ。 普段飲まない姑までお代わりしていたと言う…

ピンでも美味しく、お料理にも合わせられる、お値打ちシャンパーニュだと思う。

 WERE DREAMS 2010 JERMANN   (イタリア/フリウリ・ヴェネツィア・ジュリアン)  シャルドネ 100%

     

「『ラヴリーなゴールデンカラー、酸味のはっきりとした リンゴ、スルタナやスパイスのアロマ、フルボディで 力強い飲み応え、レモンの酸味を感じさせる心地よいフレッシュなアタック、さらにネットリと絡みつくよ うにバニラクリームのニュアンス、そして長くアップルパイのようなフィニッシュが続く。 層を成したよう に厚く、雄大で綺麗に造られている。 リッチ&ワンダフル。』

間違いなく世界最高の白ワインの一つ。このワインはシャルドネという外国種を使用し、 バリック熟成という革新的な方法を用いたシルヴィオ氏の新しい試みでしたが、それが見事に結実し、国際的に高く評価されたイエルマンの記念碑的な作品です。シャルドネ95%、バリック熟成(新樽率約30%)。

現在の名称 「Where the Dreams now it is just wine(現代の夢、それはワインである)」
以前の名称 「Where the dreams have no end(夢は果てしなく)」

エチケットにはシルヴィオ氏が描いた色鮮やかなクリスタルのイラストが描かれています。このクリスタルは虹の7色と白、黒を合わせた9色で塗り分けられており、この9色にちなんで9年間だけ造られるというコンセプトのワインでした。9年後からはネーミングを変えてリリースし続けています。

イエルマンはイタリア北東部のフリウリ・ベネツィア・ジュリア州にあるワイナリー。ドリームスに代表されるようにモダンなイメージが先行するイエルマンですが、ひとつひとつのワインを取り上げると、モダンどころか伝統に重きを置き、手堅く保守的ですらあるコンセプトに基づいて造られていることがわかります。

イエルマンが持つ最大の魅力は、伝統と革新の融合による“モダン”さなのです。そうしてイエルマン流にモダンに仕立てられたワインは、クリアで洗練されたテイスト。香りや味わいが主張しすぎずエレガントなスタイルはまさしくフードフレンドリーでどんな料理ともマッチします。フリウリ・ベネツィア・ジュリア州は北をオーストリアと、東はスロヴェニアと国境を接しています。スロヴェニア国境に近いゴリツィアという地域は、オーストリアに帰属していた時代から白ワインの名醸地として名高く、いまでも高品質白ワインの最大の産地です。

イエルマンはそのゴリツィアのヴィラノーヴァ村という土地に、150haの畑を有し本拠地を構えています。イエルマン家は1881年に母国のオーストリアから戦火を逃れて移住し、この地で開墾を始めました。現在の当主、シルヴィオ・イエルマンは4代目になります。シルヴィオはコネリアーノにある醸造大学を卒業した後、マリオ・スキオペット氏の教えを受けるなど積極的に知識と腕を磨き、それまでは近郊の住民に売るのみで知られることのなかったイエルマンを、一躍世界レベルまで押し上げたのです。」

樽タルの甘いバニラのアロマが強い。 酸味は控えめで、こぱんちゃんによるとアルコールの高さ由来の甘さが強いのだとか。 「知らなければアメリカのシャルドネって思っちゃう。」と言っていた。

連れは酸味が足りないと不服そうだったが、結構しっかりした造りのヴォリュームのあるものだった。 私は好きなお味。

クリーム仕立ての前菜類にとても良く合ったし、こぱんちゃんチョイスの蟹のメイン料理にも◎だったよう。

 Chateau Branaire-Ducru 1995  (ボルドー/サン・ジュリアン/4級)

     

私が見る限りいつでもそうなのだが、ブラネール・デュクリュはなぜか過小評価され、価値を低く見られてきた。ボルドーの熱狂的な支持者たちが自分のお気に入りのワインを論議する際にも、忘れられがちだったのである。サン・ジュリアンを旅行で通過した人なら間違いなくメドックのワイン街道沿い、ベイシュヴェルの真正面にある、平凡なベージュ色の建物には気づいただろう。最上のヴィンテージには、サン=ジュリアンの最高のワインと同じくらい良好な、とてつもなく香りの高い、深みとコクのあるワインとなるのだが、1990年代の半ばから後半までブラネール・デュクリュはとうてい一貫性のあるワインとは言えなかったし、1980年代には、得体の知れない平凡なワインつくりのワインが続いた。これは多すぎる収穫量と、厳しさを欠く選別の結果を反映したものだったのかもしれない。新しいセラーの建設と、新しい醸造チームやセカンド・ラベルの導入が、ブラネール・デュクリュをふたたび正しい路線に戻すのに必要な措置であったようだ。1990年代半ば以降の目覚しい成果がその証拠である。エネルギッシュな管理人でもあるパトリック・マロトーを過小評価することはできない。彼はまたボルドーのユニオン・デ・グラン・クリュの会長でもある。ブラネール・デュクリュの畑は、多くのボルドーのシャトー同様、サン・ジュリアンの村全体に散在している。ブラネール・デュクリュのワインには独特な個性がある。サン・ジュリアンにしてはとりわけスパイシーであり、ほとんどエキゾチックと言えるアロマはスパイス、オーク、ヴァニリンを思わせるし、味わってみると、しばしば突出した、独特のチョコレートのような成分が感じられるため、ブラインド・テイスティングでも比較的簡単に識別できる。この独自の特色はことに2000年、1996年、1995年、1989年、1982年、1976年、1975年のような偉大なヴィンテージで顕著である。

一般的な評価:  
近年は控えめではあるが確かに良くなっている。1991年以降のヴィンテージは極めて品質に一貫性が出て、深みと凝縮感と充実感を見せながらも、特徴的なエレガンスさとブラネール独特のチョコレート風味のスパイシーさを保っている。投機家からは概ね無視されているが、愛飲家には好まれていると言うのが、オークションではめったに見かけない理由である。そのため、価格はリーズナブルなままである。最良のブラネール・デュクリュは3級に匹敵する。(注記)1991年以降は万事を重力まかせにした最先端のセラーの恩恵を受けている。ここはボルドーでこうした仕組みを採用した最初のセラーである。

Critic Score When to drink
Jean-Marc Quarin 92/100 2007 to 2020
CellarTracker 91/100 (81 notes from 56 users )  
Stephen Tanzer 88/100 1998 to 2018
Jancis Robinson 16.5/20 2012 to 2025
Decanter 16/20  
La Revue du Vin de France 15/20  

「88(+?) Points | International Wine Cellar , May/June 1998

Good medium red-ruby color. Less expressive but lively aromas of blue fruits and brown spices, plus a hint of confiture Not as ripe or fleshy as the '96, but the dark berry and licorice flavors are currently rather tightly wrapped and unforthcoming. Finishes with substantial dusty (oak?) tannins that betray a slight astringency. Perhaps still in shock from the bottling.

89 Points | Wine Spectator

90 Points | Robert Parker's The Wine Advocate

Weather Conditions: A mild winter and warm spring led to flowering from 20 May. A hot summer, but the water table was high so there was no drought stress. There was light rain in mid-September, followed by dry weather well into October. Despite occasional dilution, the grapes were ripe and healthy; yields were high but not excessive. A few producers picked too early, fearing a repetition of the deluges of previous years. The wines overall are rich and firm, but lack a little flair. White and red Graves were mostly picked before the rain, and are of very high quality, though a touch lighter than the best Medoc reds.」

注ぐなりふわっと赤い果実のアロマが漂い、飲み頃を感じる。

色はボルドーにしては薄めだが、濃厚なドライフルーツ、タバコのアロマが強い。 やっぱりばっちり飲み頃で、一同ニンマリ。

確かにチョコレートの風味が感じられる。 連れにも私にも丁度良い熟成具合でした。 サン・ジュリアン大好きな連れはかなり御機嫌。

鹿肉のマリネに〇、メインの黒毛和牛のソテーに◎。

 

12/11 Thu.   『まごわやさしいか』 

朝:

 人参と林檎のジュース   ㋳

 ヨーグルト 蜂蜜と   ㋕

昼:

 大根の梅昆布漬   ㋳㋻

 水菜の焚いたん   ㋳

 カレー讃岐うどん(こぱんちゃんは雑魚おろし讃岐うどん)   ㋳

おやつ:

 『永楽屋』製 干菓子

今日は来客がたくさん。

白菜名人さんの白菜も頂く。

夜: 休肝日。

 蟹身と青梗菜の生姜炒め   ㋳

 丸大根の焚き物   ㋳

 安納芋のグリル   ㋑

 『志ほや』(岡山)製 鰆の味噌漬け()   ㋚

 大根葉・胡麻・黒豆ご飯   ㋳㋙㋮

 しめじと豆腐、白菜、ワカメのお味噌汁   ㋛㋮㋳㋻

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