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日本vs.マリについて【欧州遠征】

2018年03月24日 | 日本代表(ハリルJAPAN)
■ 日本vs.マリ【欧州遠征】
日本(1-1)マリ
・前半44分 アブドゥライ ディアビ(マリ)
・後半48分 中島翔哉 (日本)
 


この試合の詳細は、ブログランキングにてサポーターの方のエントリーをご覧下さい。


■ 左サイドのポジション争い

◆ 中島翔哉の台頭
途中出場した中島のゴールで辛くも同点で終わった日本代表。
過去の日本代表を見ても本大会直前などでインパクトや結果を出して本大会のメンバー入りした選手がいる。
例えば、ザックJAPANでは、柿谷や大迫、岡田JAPAN第2期では、本田圭佑がそうであった。

今回の中島翔哉は、そういうインパクトを残したと言っても良い。
プレーの細かい点、特に、守備力は、後ろのベテラン長友に任せるという方針をハリルホジッチが決めれば良いし、ジョーカー的な使い方をするのであれば、チームとフィットさせる時間も含めて、このまま本大会まで招集し続けるべきである。何よりも次世代を考えると、中島くらいの年齢でA代表に入っていてもおかしくはない。過去に中田英寿がそうであったように。

◆ 左サイドのポジション争い
今回の中島の台頭により、左サイドのポジション争いが激しくなった。

原口元気
宇佐美貴史
中島翔哉
乾貴士

本大会は、GKは3人とレギュレーションで決まっているので、23人枠の残り20枠中各ポジションに2人ずつ選出すれば、23人のメンバーは決まる。

そうなると左サイドのメンバーから2人溢れることになる。
ハリルホジッチの好みとしては、球際の強さもあり攻守でハードワークの原口がファーストチョイスで間違いない。

問題は、次のテクニック志向の選手のチョイスである。
ドイツ2部デュッセルドルフで原口とプレーする宇佐美か、スペイン1部でプレーする乾か、ポルトガル1部でプレーする若い中島か。
左サイドが、一番過酷なポジション争いになると思われる。あるいは、中島をトップ下みたいな方向性にするなら、宇佐美と乾の一騎打ちになることもあると思う。
これ以上、このポジションへの入り込む余剰はない。まず、4人の争いと見て間違いない。ちなみに、乾を今回、招集しなかったのは、乾のプレースタイルをある程度熟知しているので招集せずに、宇佐美と中島を競わせたと見ている。あるいは、好みでないのか?

◆本田復帰と右サイドの問題
左サイドの健全な競争とは裏腹に、右サイドは、かなりやばい。
右サイドは、SBも含めて、良くも悪くも固定軸がない。
久保が今回は使われたが、正直、物足りない。
本田は、相変わらずフィジカルは強かったし後半途中からだったから分からないが、メキシコの高地でプレーして運動量がアップしていれば、大会を通じて使えそうな気がした。これまで呼ばれていた浅野は、完全に眼中にないし、そもそも軸になる選手がいない。左サイドに比べて、右サイドでの仕掛けという面で明らかに相手にとって驚異でない。サイドが適当かどうか分からないが、岡崎というチョイスは残して置きたいハリルホジッチの考えは分からなくもない。

■ ハリルホジッチ監督が頭を悩ますポジション

◆その他のポジションについて
大迫は、安定していてよかった。多少、後半は、ポストプレー侍みたいになっていたけど、本田、大迫、長谷部辺りは、わりとフィジカル面で海外でプレーが長いだけあって安定していたと思う。

実は、トップ下がもっとヤバくてはっきり言って、2トップでも良いような気がしている。
香川は相変わらずだし、今日、スタメンの森岡は、まずまずだったが主軸となるには決定力に欠ける。

ボランチに関しては、長谷部は当確間違いなしだが、問題は相方である。
大島は相変わらず代表に縁がないのか、筋肉系の負傷交代。山口蛍は、一切成長している感じがしないで、いつの時代の守備的MFだよってプレーしかしない。長谷部に変わって入った三竿はアシストしたが、30分くらいでは分からなかった。そもそも、このポジションも井手口がリーズからレンタルされて鳴かず飛ばずだし、遠藤・長谷部時代から脱却しきれていない。本当なら、今頃、ガラリとメンバーが入れ替わっていてもおかしくないはずである。今日の試合でも分かったがパスを回せる選手がいないので、柴崎には大いに期待をしている。

DFラインに関しては、怪我とコンディション次第なんだろうが、まず、各ポジション2人ずつは決まっていると見て間違いないだろう。酒井高徳が、便利な使われ方をして、すぐ出来る女みたいな扱いをされているのが唯一気になるが(笑)
ガラタサライに移籍した長友に関しては、昔のような無尽蔵な上下動はなくなったが、逆に若い奴らに前を任せてしまうくらい割り切っても良いと思う。メンタル、フィジカルとコンディションさえ戻ってくれば特に問題はないと思う。

GKに関しては、川島、中村、東口で当確と見て間違いない。そもそもGKで、迷うというのはチームとして、終わっている。

現時点で、ハリルホジッチ監督の思考としては、トップ下、右SH、右SB、ボランチの片割れ この4ポジションで頭を悩ましていると思う。FWに関しては、大迫を軸に、岡崎やコンディション次第で誰でも良いと言っても過言ではない。本大会に向けて調子が良くて、戦術的、対戦相手の分析次第でフィットする選手にすると思う。理想は、ゴールゲッターを選ぶ際には、それでは駄目なんだが。

ちなみに、気になって調べたが、マリ代表は、アフリカ最終予選グループCで、最下位のチームである。
6試合で、0勝4分2敗で、得点1、失点9のチーム
である。

日本がワールドカップで対戦するセネガルは、グループDで、4勝2分0敗で、得点10、失点3である。
多少、グループの組み合わせに恵まれた感もあるが、明らかにマリ代表よりは強いというのは確かである。

https://www.nikkansports.com/soccer/russia2018/qualifiers/caf/caf03c.html

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