生活政治学研究所

福岡市議会議員「外井(とい)京子」の
 ひとりごと、政策提案、活動報告
  日常の中から「生活って政治」を発信!

運動会では児童・生徒席にこそテントを設営し、紫外線対策を―6月議会一般質問①

2006-06-29 23:19:37 | 議会関係
 6月議会一般質問では、「子ども達の学習環境の整備」について、「紫外線防止対策」「化学物質過敏症対策とその予防」「夏場の教室の温度調節」の3点質問をしましたので、順次紹介します。

【オゾンの破壊が進み、紫外線の有害性も明らかに】
・子どもは大人に比べて紫外線に対する感受性が強く、健康への影響も大きい
・一生に浴びる紫外線量の半分を18歳までに浴びてしまう
・曇りの日でも日陰でも紫外線はある。必要な紫外線はそれで十分過ぎるほど
これらのことを受けて、
⇒1998年以降母子健康手帳からも日光浴を勧める記述がなくなりました。
⇒環境省平成15年6月、保健師など向けに、「紫外線保健指導マニュアル」を策定。紫外線の健康への影響、被害予防の保健指導の進め方を示しています。

【子どもへの紫外線対策こそ必要  福岡市教育委員会は・・・】
・各学校に「屋外での帽子着用を勧める、プールサイドではバスタオルをかけるなどの対策を」と通知。日よけシェルターをプールサイドに設置している学校もあります。(小学校100校、中学校36校)

【本当に対策はとられている?】
ネットでは、市内7区の保護者にアンケート調査を実施。70人から回答いただきました。
・運動会では児童・生徒席にテントは張られていたか?
・紫外線よけの帽子や長袖体操服、手足を長めにくるむタイプの水着などが購入推奨リストの中にあるかどうか?
・体育授業やクラブ活動時に日焼け止めクリームの使用を学校が勧めているか?
アンケートから見えてきたもの
・紫外線の害について不安に思う保護者は増えている
・小学校低学年では、紫外線対策用帽子を購入・使用している子も
・中学校では長袖襟付き体操服がない、帽子着用を強く勧めている学校は少ない
・体育授業やクラブ活動時に日焼け止めクリームの使用を勧めている学校は少ない
・運動会で児童・生徒席にテントを張っている学校はごくわずか

そこで、
運動会では地域への協力も求め、児童・生徒席にこそテント設営を!
学校で勧めて!「帽子着用」「UV対策クリーム使用」「体操服・水着も紫外線対策」
と求めました。


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