うまさいと

お馬さんは好きですか?

Melbourne C.

2004-11-03 02:43:51 | 競馬
終わってたよ。しかも、どこに行けば映像が見られるのか。わからん・・・。


無責任ながらも結果だけをお伝えすると、Makybe DivaがVinnie Roeを下して連覇。牝馬史上初めてMelbourne C.連覇を成し遂げました。今回は55,5kgでの出走で、海外でも牡馬換算とかをするのかどうかは知らないけども、57,5kgと考えたらMamoolの57kgより上になるのか。

昨シーズンの締め括りに3200mのSydney C.を勝っている訳なんですが、今シーズンの出走履歴を見たら

8/28 Memsie S.(G2 1400m) 4着
9/11 John F. Feehan S.(G2 1600m) 2着
10/21 Turnbull S.(G2 2000m) 7着
10/04 Caulfield C.(G1 2400m) 2着
11/2 Melbourne C.(G1 3200m) 1着

って感じ。結果は度外視して、どんどん距離を伸ばして実戦で息を作る(?)ことを目的にしているというのがよくわかるローテーションだなぁと。いかにも豪州らしいというか。でも、特筆すべきなのはマイルの重賞でも2着にきてるということか。これはDesert Kingの種牡馬としての特性を如実に現している気がするなぁと。今年の欧州を見ても、Deutsches St.Leger(G2 2800m),Freudenauer Derby - Wien(Gd1 2400m),Czech Derby(Gd3 2400m)などを勝った中欧の雄Darsalamを出したかと思えば、今度はChelsea RoseがMoyglare Stud S.(G1 7f)を勝っちゃったりと、ある程度の早熟性は見込めるものの距離適正がさっぱり。昨年を振り返ればMr. DinosがGold Cup(G1 10f)を勝ってる訳だしな。Desert King自身もIrish Derby(G1 12f),Irish 2000 Gunies(G1 8f),National S.(G1 7f)を勝っている訳で、距離適正という意味で言えば万能だったのかもしれんなぁと。能力と早熟性でカバーしたという面も考えられんでもないが。このMakybe Divaの活躍もあるし、Danehill系の長距離砲としての独自の系統を確立していくのかもしれないなぁとか思ったりする。勿論Makybe Divaは牝馬だから何ともできないけども、Horlicks-Brewといった親仔制覇なんかを夢見ることもできなくはない。これだからblood sportsはやめられない。

色々考えると、Makybe Divaは前走のCaulfield C.でうまい具合に負けたなぁと思う訳ですよ。じゃないと斤量が56,5kg辺りに設定されていたのではないかと。危ない危ない。Vinnie Roeは陣営の結果に満足コメントが出ていたみたいなので、何だかほっとしました。今年も遠征お疲れ様。来年はIrish St. Leger5連覇とか狙ってくれませんかねぇ。古豪Zazzmanの3着はびっくりというところかな。Elvstroemは、そろそろお休みしても許されると思うんですが今シーズン8走目ですよ。でも、Grand Armeeの代わりにJapan Cupに選出してくれないかなぁ。そういえばMakybe Diva陣営はJapan Cupに来るって言ってたのでは?もう遅いか。でも、本当に観たいなぁと思うのです。


結論として今回もDesert Kingだったんだから、Danehill旋風は未だ止まず、と。日本のSunday Silence状態かな。


そんなこんなで、結局レースの映像を観られないみたいなんですが(泣)。