魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

顰蹙外交

2016年05月12日 | 日記・エッセイ・コラム

久々にニュースで笑った。これは、ダウントン・アビー・プレミアムだ。
英国女王が園遊会で、中国習近平一行の警備担当者と聞き、「まあ気の毒に」とねぎらい、担当者も「彼らはとても非礼でした」と応じた。

この時、周囲が笑ったことは、英国で中国の品性が周知の事実になっていることを表し、担当者が遭遇した、「訪問は止める」と啖呵を切る中国側の駆け引きが、北朝鮮同様の下品な態度であることを、さらけ出した。
日本でも、訪日した使節が、政治的不満を表すために帰ってしまったことは、記憶に新しい。

現在の中国共産党幹部は、いまだ、農民革命の粗野な空気を引きずっている。
江戸っ子は三代住まなければ江戸っ子とは呼ばない。日系人でも三世あたりまでは、日本の雰囲気を残しているが、四世になると、全く現地人になる。
中国共産党幹部は実際、まだ二世だ。


まけるな

2016年05月11日 | 日記・エッセイ・コラム

ヤマザキが、モンデリーズ社とのライセンス解消(喧嘩別れ)で、ナビスコ・ブランドのリッツやオレオを出せなくなるらしい。その上、契約上、2017年末までは競合品は発売できないらしい。
ヤマザキはライセンスの弱みで、今後、下請け工場を強いられ、それを拒否した。

つまり、今後は、ナビスコ「リッツ」や「オレオ」は、モンデリーズ社の製造品になる。
しかも、日本の市場に出回るのは、中国などの海外工場製のものになる。味も変えるらしい。

特にヤマザキのファンというわけではないが、経緯には同情する。ヤマザキの応援をしたい。ナビスコの不買だ。欧米企業のやり方はアコギ過ぎる。

衣類ぐらいなら良いが、日本人は、中国食品には強い拒絶反応がある。
ヤマザキは、今後、パッケージに大きく、「日本製」と明示して、無神経なモンデリーズ社との、差別化を図ってはどうだろう。

ハイ、もう一度、9月以降の「ナビスコ」は中国製だ!


改革断行

2016年05月09日 | 日記・エッセイ・コラム

安倍政権はよく頑張ったと思う。しかし、残念ながら、裏目に入ってしまった。
最初のうち世界は、新しいことをやる日本に期待して、円安も大目に見て待っていた。マネーは、日本サプライズのアベノミクスに便乗した。
しかし、待てど暮らせど、構造改革や発展政策が出てこない。口だけは色々言うが、日本の社会構造まで変わるような、大ナタは、影も形も無い。

一白政権は、みんなが喜ぶような調子の良いことを言うから、始めはワッと盛り上がる。しかし、酒席で盛り上がるような空騒ぎだから、一向に実体が現れない。それどころか、その盛り上がりに便乗する、タダ酒飲みがワッと群がって、会場をグチャグチャにしてしまう。

田中内閣の日本列島改造論の後には、一極集中と地方荒廃が生まれ、中曽根内閣のプラザ合意の後には、バブル崩壊が起こった。
金融一辺倒のアベノミクスは、抜本的な構造改革がなければ、バブル以上の大崩壊につながる。もう、時間はない。

政治が経済にできることは、社会にやる気を出させることだ。規制緩和をして手足の枷を外せば、みんな勝手に動き出す。手足を縛ったまま、金をばらまいたり、一杯飲ませて良い気分にさせても、一時の空騒ぎで終わってしまう。

「一億総括役社会」、名前は悪いが、目的は悪くない。問題は、一朝一夕には行かないことをやるには、モラトリアムが必要だが、金融政策はもう限界だ。
残された景気づけ策は、もう、消費税停止しかない。10%上げ中止は、既に公然の事実で何の意味もない。一か八か、10年の消費税停止だ。

この間に、農地解放に匹敵するぐらいの農業改革や、学制、育児、婚姻などの改革をはからなければならない。
現在の労働力不足や、保育、少子化の問題の根は一つだ。
男が稼いで女が家事をする、古い概念を改めずに、新時代に対応できるわけがない。すべてに滞りが起きている。

このブログで繰り返し主張する、母系社会とまでは言わない。
最低限、嫡子と婚外子の区別は改め、「子は国の宝」ではないが、社会の子の概念を育てるべきだろう。フランスの少子化対策は既に未来社会のあり方を証明している。「できちゃった婚」の「婚」は要らない。「できちゃった」で良いのだ。
婚姻制度の「規制緩和」は単に、少子化対策だけに止まらず、社会、経済に大きなダイナミズムを生むことになる。

しかし、庚午年籍、太閤検地に匹敵するような大改革を、ムードメーカーにできるわけがない。結局は、黒船や進駐軍に期待しての、アメリカ詣が関の山だが、トランプ政権になれば、それ位のインパクトはあるかも知れない。


事故多発

2016年05月08日 | 星の流れに

連休は毎度の事ながら、事故が頻発した。
ただ今回は、事故数も死者も目立って多い。射手座の土星、火星の影が強いようだ。

中でも目立った事故では、三宮駅前で車が暴走。徳島では三頭トンネルで、美馬市長が事故。「三」は射手座の数で、馬も射手座。
「馬」に関しては、このところ群馬県が何かと目立っているが、台湾では馬英九総統が、沖ノ鳥島に巡視船を派遣した。

馬に対し、熊本の地震は何座の影響なのかよく解らない。
ただ、この連休中に、福島の大熊町で、バスに正面衝突した乗用車は、熊田さんの妻子で、7日には、吉本芸人の石川の実家に熊が侵入したと話題になっていた。侵入した車庫は射手座だが、熊はほんとに何だろう。


長寿憲法

2016年05月03日 | 日記・エッセイ・コラム

5月3日の今日は憲法記念日だが、これは施工日で、憲法発布となる公布日は前年11月3日の文化の日で、明治天皇の誕生日にあたる。ちなみに、明治憲法の発布は今の建国記念日だ。
明治天皇はサソリ座で、昭和天皇はその表裏の牡牛座だったわけで、明治憲法と昭和憲法も、浅からぬ因縁がありそうだ。

今日の改憲論議も、言葉使いや9条の問題より、おそらくは根底に、明治憲法への郷愁があるのではなかろうか。
改憲論者の多くは、明治憲法の装置として生まれた靖国神社を、国柄の文化と考えるようだ。

その明治憲法は、1889年から1947年の昭和新憲法までの58年間、一度も改正されることなく続いた、昭和憲法はすでに70年間、一度も改正されることなく続いている。
この事実を、だから改正しなければならないと考えるか、だから維持しなければならないと考えるか。

同じ事実をどう見るかは、立ち位置によって全く逆にさえなる。
ただ、もう一つ確かなのは、明治憲法は敗戦という破綻=事故死によって終わった事実だ。しかし、これさえも、日本は敗戦していないという人もいる。

一方で、平和憲法さえ護れば、誰にも蹂躙されないと信じている人達もいる。
具体的に何をどうすれば、戦争を無くせるかという説法は、一向に聞こえない。
仏教を布教した僧は、全国を回り、病を治し、井戸を掘り、堤を設け、橋を架けた。人は具体的な効果を見て納得する。
お経も異国から来た異国の言葉だが、内容を理解し実践するなら意味がある。
平和憲法を信じる人達は、憲法を写経し読経してはどうだろう。きっと平和の御利益があるに違いない。


予定通り

2016年05月02日 | 星の流れに

土星がサソリ座の時、サソリ座の猪瀬都知事が不祥事で辞任したが、その後、土星が射手座で射手座の舛添都知事となった。案の定、今回の問題が起こっている。
ただ、射手座はサソリ座の時より他の惑星との関係が良く、比較的順調に過ごしてきたが、木星が乙女座に移り、火星が射手座に入って、この事態だ。
火星26度

面白いのは、サソリ座の猪瀬都知事の時は、ストレートに札束とか、バッグに入るとか、いかにもサソリ座らしい話だったが、今回は公用車とか乗り物の話で、いかにも射手座らしい件で問題になっている。

なお、羽生結弦も怪我をしているが、余技で映画出演をし、殿様役をしていた。
射手座の土星で、時代劇の殿様は必然的だが、ふとした表情が、往年の「男の色気」で知られる市川雷蔵を偲ばせる。
映画出演と言えば、長嶋一茂には引退後、是非、若大将シリーズをやって欲しかったのだが、誰も言い出さなかったのか、本人の片意地か、観ることができなかった。
羽生結弦にも引退後、円月殺法など、見せてもらえないものだろうか。