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2018年01月11日 | 日記・エッセイ・コラム

色恋は粋でなくちゃ
セクハラ騒動に対し、カトリーヌ・ドヌーブらフランス映画界などから「魔女狩りだ」「不器用であっても女性を口説こうとするチャンスを閉ざしてはならない」との声明が出た。
流石 これでこそフランスだ。
文化後進国のハリウッドで、単細胞の正義を振りかざし、DNA情報を知っただけで乳房を切り落とすような過激派のセクハラ騒ぎが、フランスにまで波及してきたことに、奥深いフランス文化が抵抗を示したのだ。
「女性を口説こうとする気持ち」を封殺するなとは、「ああフランス」だ。
そうでなくとも、近年の日本男児の恋愛忌避には、セクハラや恋愛コストが影響していると考えられる。
人間は単細胞ではない。総合バランスだ。脳腫瘍DNAを発見したら頭を切り落とすのか。

被害を訴えている人の言い分に、納得できないでいたところだったので、溜飲が下がる思いがした。

ところで、日本の若者の恋愛忌避、もう一つの原因に、「告白」プロセスがあると思う。
付き合う前にわざわざ「付き合って下さい」と明言する。何かのテレビ番組が影響したのか、なぜか、当然のプロセスになっている。
男女の付き合いなど、「遠くて近きは男女の仲」ではないが、マニュアルのように決まっているものではない。「気がついたら」そうなっているものだ。
それを、「告白」「ゴメンなさい」で、入口から終わってしまっては何も始まらない。

85歳がまた自動車事故
しかもこのジイさん、チャンと正式の免許が出ていた。
もう、何度も何度も言うが、免許年齢の上限を60歳とすべきだ。それ以後どうしても乗らなければならないなら、特殊な高齢者試験を通った人に限定すべきだ。
60歳としておけば、それ以後も乗りたい人が、大体普通に対応できる年齢であり、続けようと思えば続けられるし、不必要と判断する動機付けになる年齢でもある。
そして、その後は更新ではなく、5年ごとに再試験を受けることで、運転を止めやすくなる。
何よりも、「60歳以降は、免許を持っていない」ことが当たり前になれば。年寄りが生きる権利を「奪われる」と感じなくてすむだろう。
世の中が全て自動運転になれば、免許そのものが要らなくなるのだが。


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