魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

惑星は酒

2015年08月27日 | 星の流れに

アメリカで、生中継中のニュース記者が射殺され、元同僚が自殺した。これぞ、まさに射手座の土星。
農協法改正案が可決された。これは乙女座の木星で、農業の改善。

惑星が来ることで起こる現象は、その場で突発するのではなく、それまで内在していたもの、水面下で進行していたものが、顕在化される。
ニュース記者射殺事件も、昔の恨みであり、農協法改正案は、これまで揉めながら進めてきたものが実った形だ。

木星という吉星が来ると、誰でも改善意欲が起きるが、それまでの背景が、出世や大当たりの結果をもたらすのであって、それまで積み重ねが無かった人には何も起こらないから、何かを始めようとする。何度も言うことだが、ここで思いついて始めることは、いわば、酒や興奮剤の勢いだから、醒めたら後悔することになる。

今の中国の状態は、直接的には、木星がカニ座に来た2013~14年に、勢いに任せてやったことの後始末。つまりは、習近平体制の祝賀祝いの後始末ということになる。
吉星であっても、その星自体が何かをしてくれるのではなく、素材を磨いてくれるに過ぎない。

惑星を比較的楽に活かせるのは、120゜など吉角の時で、吉星なら、自分の星座を含めて、凶角でも、劇薬としてなら利用できないこともない。ただし、非常に難しい判断力と意志力が必要になる。凶星は無理なので、緩和しかない。
木星などの吉星が来ると、宝くじに当たったりするが、たいていの場合、それが原因で不幸になる。あくまで、一過性と考えて対処しなければならない。


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