魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

オレなら

2023年02月12日 | 日記・エッセイ・コラム

中国の偵察気球について中国は、「民間が」と言っていたかと思うと、「撃墜はケシカラン」と怒鳴りつけ、今度は「党中央も知らなかった」と言いだした。
中国は本当に偉「大」な国だ。
日本には、「大男総身に智恵が廻りかね」という言葉があったが、中国は「大きいことは良いことだ!」と、周辺国を次々と呑み込み大中華を目指している。そして、自ら「総身に智恵が廻りかねた」と暴露した。しかも、それが言い訳になると思っているほど、ずさんを当然とし、「大きいこと」を自慢?する。大きくすることだけが目的の国は、風船を膨らませて他国を侵し自爆する。

大中国は昔から眠れる獅子と恐れられる一方、張り子の虎疑惑がある。何でもかんでも手を広げ、管理できずに消えていき、また次の張りボテを膨らます。
毛沢東は中華人民共和国の建国後、大躍進政策で大穴を開けると、文革と共に死んだ。
出直して、経済大国として質的に拡大すると、また習近平のような妄想家が国境を広げ始めた。
仮に習近平が、本当に偵察気球について知らなかったとすれば、これは統制できなくなった軍が暴走した戦前日本の関東軍だ。もう、習近平にも止められない。とすれば、外交的手段はない。
かと言って、安易な経済制裁は旧日本軍のように暴発する。

老いたライオンアメリカは、昔取った杵柄とばかり、周りの狐や狸を巻き込んで経済包囲網を形成しようとしている。恐らく、現段階なら軍事衝突も可能だと踏んでいるのだろう。あの時も、当時としては老いた民主党大統領だった。
しかし、世界情況は酷似してはいるものの、似て非なるものだ。竜虎争えば人類は亡ぶ。
中国は日本ほど団結力はないが、軍が主導すれば、結局、特攻のような捨て身になる。
あからさまに追い詰め、戦闘ムードを煽り立てるより、ニコニコ話しながら、一つづつ牙を抜いていく方が賢明だろう。そういう意味では、トランプの言う「オレなら・・・」は、まんざら外れでもない。