魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

天界の人

2018年02月11日 | 占いばなし

韓国の文在寅大統領は、韓国版の鳩山由紀夫だと言われている。確かに、二人とも水瓶座で、現実離れした理想を、本気で信じているように見える。
これは、あまり関心のない話しだが、水瓶座の小泉今日子が不倫宣言をしたらしい。相手は豊原功補で天秤座だ。常識やルールを打ち破る恋。この組み合わせはオノ・ヨーコとジョン・レノンと同じだ。そして、おそらく、牽引しているのは水瓶座の方だ。

水瓶座は、人間の常識を越えた神の世界にいる。だから、ふつう、「とんでもない」ことを、言ったりしたりする奴だと思われ、一方では、多くの支持者を集める。
奴隷制度に反対したリンカーンも水瓶座だ。当時のアメリカでは社会の破壊者だと思われただろう。
では、水瓶座の言動は神の意思なのかといえば、そうでもない。常識破りこそ真理というワケではないからだ。むしろ、水瓶座は「常識を破るため」に、常識に敏感で、意外と博識で庶民的だ。
水瓶座の根本は、人気取りであり、皆に好かれたい。人が思う姿こそ自分だ。だから皆が言えないことを言って驚かせ、それに感心した人に支持してもらおうとする。

天界の人
そもそも山羊座を挟む、射手座と水瓶座の3星座は、天頂にあって、自分は下界の人間ではないと思いたがる。そのせいか、互いに相性も良い。
射手座はルーツに根拠を求め、山羊座は神の声のみを聞き、水瓶座は皆から祭り上げられたい。

射手座は、自分を生まれながらに特別な人間だと信じているから、何をするにも確信的で徹底しており、芸能やスポーツでも人間離れをした姿を見せる。
山羊座は、神に選ばれし者と感じているから、誰が何と言おうと聴く耳を持たない。それだけに、占いやお告げには、意外にも敬虔な態度を見せる。
水瓶座は、天界の存在であると、大衆に認めてもらいたい。常識を破る言動で、我々とは違う「えらい人」だと思われたいから、実は、世間の価値や流行に敏感だ。

水瓶座を支配する天王星は、発明や希望、意表を突くセンセーション、ブレイクスルーの星だ。水瓶座の言動は、皆の息苦しさを打ち破ることは確かだから、それが現実無視の事柄であっても、支持する大衆によって、不可能が実現されることもある。したがって、水瓶座は革命の星と呼ばれる。
しかし、「希望の旗」を掲げる時、水瓶座自身は必ずしも確かな方法を持っているわけではない。旗に支持者が集まることを期待しているだけだ。

現実無視の大看板であっても、時には多くの人が集まり、実現に向けて一斉に動き出すこともあるが、多くの場合、変わった人で終わる。ただ、人気取りセンスがあるので、孤立することはない。

ところで、未だに、「忖度」は大流行のようだが、忖度は「おもねる」と同じような意味だろう。
ただ、この対象は必ずしも執権者とは限らない。大衆も「力を持つ人」であり、大衆におもねることをポピュリズムという。
ところで、前政権を叩いている文在寅だが、朴槿恵も水瓶座で、中国傾斜や慰安婦外交など、ほとんど同じ路線であり、ひたすら「国民の情緒」に、おもねっている。