魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

龍の背中

2015年08月25日 | 星の流れに

中国不安で世界同時株安。中国の挙動に世界の投機マネーがパニックになった。
このところの世界経済のけん引役アメリカが先ず動揺した。まさに、変容宮のピンチだ。
リーマンショックはまだまだ、本格的大恐慌ではない。今度の大恐慌の震源はアメリカではないはずだ。そう、考えてきたが、いよいよ、21世紀大恐慌の主役が動き始めたようだ。

しかし、中国の大失政、大躍進政策の再来はもう少し先のはずだ。今回の騒ぎは、獅子座の火星の影響で、ギャンブル精神の破綻に過ぎない。本当の意味で、経済的破綻が起こるとすれば、2018年以後のはずだ。
震源に近いほど被害は大きく、中国への依存度に比例する。

中国の管理経済があたかも優れているように見える時期もあったが、経済という龍は、運命と同じで、人間の浅知恵でどうにかなるものではない。龍と付き合うには、龍のご機嫌を伺いながら、人間の方が合わせて生きていかなければならないものだ。
中国共産党は、昇り龍にまたがって、さも自分たちが牛耳っているように錯覚していたが、いよいよ龍が気まぐれに動き始めた。

おそらく、次々と起こる異変に、今一番焦っているのは、龍の背中にまたがっている共産党だろう。月が山羊座に入ると、たまりかねて、利下げをした。
しかし、これから、すること為すことの結果が、自分たちのおごりを思い知らせることになるだろう。