魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

不老長寿

2015年05月28日 | 占いばなし

昔は、犬の寿命は、7~10年ぐらいだった。ところが、家の中で、人間と一緒に生活するようになった最近では、その倍の15年ぐらいが普通になった。
人間も、信長の頃には確かに50年ぐらいが寿命だったが、
今日の、日本人の平均寿命は、大体80歳ぐらいになっている。

人間の全うできる寿命は、125年と読んだことがある。近年の確認できる最長寿者も、125歳を超えた例は知らない。
では、この125という数字はどこから出てきたのだろう。その根拠は解らないが、四柱推命の大運はそのヒントになりそうだ。

四柱推命では、生まれ月から始まり、一ヶ月を10年と考え、季節を巡っていく。順周りと逆回りはあるが、12ヶ月で一周すれば最大120年になり、それ以上は次の年次が始まる。
この理屈では、最大が120年で、実際はそれより少なくなるが、最大値120年に誤差のプラスアルファとして、一月分の半分、5年を加えれば、125年になる。
一方、西洋占星術では、生後の一日を一年と見立てるが、この理屈では、365年になる。

120年は、還暦60年の倍であり、往復と考えれば、これも一致する。
犬の寿命も倍に伸びたが、近頃、百歳を超えた人がごろごろしていて、これまで長寿のお祝いに、百歳の記念品を届けていた市町村も廃止しているそうだ。

この先、バイオ技術が発展すれば、人間の寿命は無意味になる。
占いも、全く新しい概念で考えなければならなくなる。西洋占星術では、取りあえず三倍までは使えるが、中国の占いでは、生死に関係なく5000年後の運を見る占いもあるから、何も目新しいものではないのかもしれない。