魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

ジャパンダ

2011年02月22日 | 日記・エッセイ・コラム

ついに、また、パンダがやってきた。
上野動物園や、界隈の商店街は、また人寄せができると大喜びだ。
パンダが居なくても、北海道の旭山動物園は人が押し寄せている。

「パンダって、何であんなに可愛いんだろう」と街の声。
可愛ければ良いのだろうか、可愛いのはパンダだけだろうか
ワシントン条約は、何のためにあるんだろう。

パンダの可愛さは、タレ眼と、縫いぐるみのような仕草だが、
「きれいなバラには刺がある」し、実は怖いマシュマロマンのように、見た目だけで心を許すと、食虫花で命を落とす虫になる。
英泉の浮世絵「牡丹灯籠」は、骸骨と抱き合っている。

パンダも、見た目は可愛いが、毛を剃ったらとんでも無い、怖い姿をしている。
まあ、パンダは肉食ではないが、「可愛い!」と、ライオンやシロクマに近づいて、大けがをしたり命を落とす人は意外と多い。

中国が、パンダを自国の象徴にしていることは、まさに「韜光養晦」かも知れない。

「ジャパンダ!」 (飛行機から降りたパンダの第一声)

なんなんだパンダ