魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

名前の由来

2009年12月11日 | 日記・エッセイ・コラム

おとぼけCMを流していた穴吹工務店も魚座だったようだ。会社更生法とのこと。サーパスマンション・シリーズで有名だが、Surpassは超とかスゴイとかのSurpriseにも通じるから水瓶座も掛かっているのかも知れない。

穴吹工務店は香川だが、穴吹と言えば徳島。徳島と言えば阿波狸合戦の狸。穴吹工務店のCMに狸が出ていたのは関係あるんだろうか。
穴吹という名前はどういう意味か不思議で興味深い。結局、確かな由来は解らないらしいが、「あらぶる」とか、「かぶき」とか関係あるんだろうか、それとも狸穴???

能登の穴水は日本後紀にも地名があるそうで、そうとうに古い言葉が由来になっているようだが、諸説あって意味は不明だ。
素朴に、穴から水が出てくる「わき水」、あるいはそれに近い意味があるのだろう。

してみると、穴吹も、単純に「穴」と「吹く」の合わさった意味合いで考えてもいいのかも知れない。地元の人でなければ解らないことだが、突風でも吹くのだろうか。清流の穴吹川を考えれば、これも水と関係あるのかも知れない。
とにかく、地名の由来は気になってしようがない。生活のコミュニケーション手段として、全く無意味な名前は付かないはずだからだ。

人の名前も、本来、何らかの意味があったものだが、東洋では漢字が生まれてから、目上の人から一字もらうなど、字にあやかることが多くなった。
近頃では、字面と読み(音)を無理に合体させた名付けが流行って、物議を醸している。

名前と意味のつながりが軽くなると言うことは、名前と人とのつながりが軽くなると言うことで、番号と同じことだ。
大切に大切に思って付ける名前が、実は、その子の存在を軽くしていることなのかも知れない。