魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

宇宙の違い

2009年06月09日 | 占いばなし

木星→水瓶座。飛行機は落ちるし、クレーンもまた落ちた。鉄板が倒れたり、石川県ではオタマジャクシまで落ちてきたらしい。
立ち消えになったはずの新鋭戦闘機「F22」(=4)も再燃。
村上春樹1Q84=1984=4
ダービーはロジユニヴァース。

宇宙は射手座と水瓶座だが、もともとは、射手座の「遙かなるもの」と、水瓶座の「神の領域」の違いがある。

天王星→射手座時代に、やたら流行ったのは「コスモ」や「コスモス」。この言葉を冠した社名や組織名がどっと現れて、消えた。
天王星→射手座は1981~87年だが、カール・セーガンの「COSMOS」の初回放送は1980年で、以来、大ブームになった。
1980年は当然、既に射手座の影響が始まっていた。
(911が魚座時代の始まりだったように)

宇宙を表す英語には「universe、cosmos、space」などがある。日本語にも「天、宇宙、空」など、色々あって、それぞれ微妙に意味合いが違う。もちろん言葉の生い立ちからきている。
「天にまします神様」とは言うが「宇宙にまします」とは言わない。
「天飛行士」は絶対におかしいが、天体観測と宇宙観測の差違は難しい。

まして英語のニュアンスなど、ネイティブでもない者には、さらさら解らない。
しかし、あえてこじつけ、現象の観察から考えると、
どうも、「cosmos」は射手座で、「universe」は水瓶座の方だ。

「cosmosは調和、秩序」で、「universeは統合、一体化」の意味合いがある。
cosmosが人間の考えを差し挟む余地のない「秩序」なのに対し、universeは、様々なものが寄り集まって一つになる「渾然一体」を表している。つまり、カオスだ。

この違いは、いかにも射手座と水瓶座の違いと言える。
射手座が、自分のオリジナリティーより、完成された神の世界に「憧れる」のに対し、水瓶座は、自分を神の領域に入れている。

水瓶座は自分を含む、あらゆるものが「参加者」だ。この意味において、神をも恐れない。神たろうとする人間主義を尊重する。

射手座と水瓶座のこの違いは、現象においても、
例えば、飛行機が射手座にとって「遙かなところ」への移動手段であるのに対し、水瓶座にとっては、人間の手で神の定めを超えて「空を飛ぶ」向上心の象徴だ。だから、ダイダロスの翼のように「落ちる」宿命を抱えている。

花のコスモスも、昔流行ったコスモポリタンも「cosmos」への憧れからきている。ミレニアムの21世紀は、人類が「universe」の一員として生きていく自覚が必要なのだろう。