魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

詐欺も色々

2009年06月07日 | 占いばなし

6日のニュースで、みずほ銀行の元調査役が、一般には販売してない高利回りの米国債があると、客をだまして金をせしめていた。
この経緯を聞きながら『こりゃ、七赤だな』と思っていたら、52歳と表示された。今年の誕生日が既に来ているなら、昭和32年生まれの七赤だ。

九星の犯罪の中で、詐欺が多いのは一白、三碧、七赤だが、
先日の「情は仇なす(後)」でも、一白が周到でマニアックな性格だと言ったように、一白の詐欺には、だまされたことさえ気づかないような周到さがある。

一方、詐欺劇場とも言える、三碧の詐欺は、計画性のない、寸借詐欺や釣り銭詐欺のような「口先詐欺」で、大して悪意はなく、自分が被害者でなければ、笑ってしまう。

ところが、七赤の詐欺は、一白のように深刻ではないが、詐欺を自覚して詐欺をする。
口先でもなければ、練りに練った陰謀でもない。
意図してやるけれど根性はないから、さまざまな道具を使って「だまそう」とする。
みずほ銀行の事件も、肩書きや偽造証文を使った経緯が、いかにも七赤っぽい。

三碧が情報世界に生きていて、言葉遊びの犯罪をするのに対し、一白は人の心や情に入り込んだ犯罪をたくらむ。

七赤は社会性でもなければ人の情でもない、個人主義の本音で生きている。他人を当てにしない代わりに、他人にも本音を出さない。
もの言えば唇寒し、と思っているから、口先だけ表面だけ調子よく合わせる。その表面のつじつま合わせが、詐欺の小道具だ。

七赤だろうと思った理由はもう一つ、去年発覚した事件だからだ。
去年は一白の年で、麻雀で言う「147のスジ目」の人。つまり、一白、四緑、七赤の人は要注意年だ。
それが今年になって逮捕ニュースになるのは、多分に野邑と言う姓が影響している。野村や野邑は水瓶座だ。

九星と犯罪