魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

処暑

2007年08月23日 | 日記・エッセイ・コラム

今日は処暑。ホントに少し涼しくなった。(今日だけらしい)
夏は暑くなくては困るが、近頃はバランスを欠いている。

暑い時に思わず出る言葉
  「言うまいと思えど今日の暑さかな」
  「(夕涼み)よくぞ男に生まれけり」
  「タマランチ会長!」

「YAWARA」以来、サマランチをもじった、タマランチが頭に憑いてしまった。この九州弁風の名前は、インパクトがあって、多分作者も気に入っていたのではないか。  

天気が西から東に動くように、日本列島は何でも西から東に動く。
徳川家康が「西を見張って」いるにもかかわらずだ。

東京だって、西の前線基地になっている。
東西文化が関ヶ原あたりを境目にしていることは知られているが、
鎌倉、江戸、東京は、西国のアンテナショップのようなもので、上方文化を広めるローカル局の役目を果たしてきた。
さらに溯ると、近畿は九州の前線基地で、どうやら九州も大陸の前線基地だったらしい。

関東に日本の人口の1/4が集中し、一極集中、中央発信の現在でも、
実は、西からの感化力は蕩々と迫っている。
それどころか、東京を通して、全国一斉感化力は強化された。
漫才ブームのあとはさらに枠を広げ、九州や、その西からやって来た。九州の芸能人の多さに驚いているうちに、沖縄ブームになり、あげくは韓流や華流までなだれ込んできた。

80~90年代。世間はどの程度認識していたのか知らないが、九州一色だったような気がする。タモリ、オウム、明太子・・・
やがて、沖縄ブーム、韓流ブーム

沖縄の宗教は地元だけの信仰心で、他人まで巻き込まないが、北に向かうと、だんだん宗教色が魂胆を帯びてくる。もっと北に行くと共産宗教までいくから、東照宮の権現様にはがんばって貰わなくては。