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『闇の列車、光の旅』 (2009) / アメリカ・メキシコ

2010-06-23 | 洋画(や行)
原題: SIN NOMBRE/WITHOUT NAME
監督 : キャリー・ジョージ・フクナガ
出演 : パウリーナ・ガイタン 、 エドガー・フロレス 、 クリスティアン・フェレール 、 テノック・ウエルタ・メヒア 、 ディアナ・ガルシア
鑑賞劇場 : TOHOシネマズシャンテ

公式サイトはこちら。





制作総指揮に、ガエル・ガルシア・ベルナルとディエゴ・ルナがいるってことで、
こりゃ観るっきゃないでしょー的な1本じゃないですか~。


ストーリーはとにかく、ホンジュラスだとかメキシコの現実としか言いようがない場面ばかり。
生活に行き詰ってアメリカへと活路を見出そうとする人々。
「ここには何もない」と。
そして、何もない社会の裏側に暗躍するギャングたちは、そのなかでのし上がろうとしている。


ここに描かれているのは、徹底的にメキシコの現実かなあって思ってしまう。
どこにも逃げられない人間たちの必死な叫び。 それは普通の人たちもギャングも変わりはない。
ただ生きていくことだけに必死で。 目の前のものにすがろうとする。
それでも運命の女神はそれぞれに異なる結末を用意していく。
そうとも知らずに、自分の思うところに向かって突き進んでいく彼らの姿だけがそこにある。


サイラだって本当はわかっている訳です。 カスペルは危険だと。
「悪魔の手」だと。
でも逆らえない本能があった。 
天使に見えて悪魔だったってこともあるだろうし、また逆に悪魔と共にいたからと言って、必ずしも地獄に堕ちるとは限らない。
素直な心にしたがって、命を落とすものだっているのがこの世の現実なのかもしれない。
映画は、そんな運命の分かれ道を容赦なく描いています。
全体に流れる淡々とした乾いたトーンが、より一層残酷さを強めていく。
ラストシーンの表情が秀逸。 まさに人間の正直な心を映している。



今日の評価 : ★★★★ 4/5点






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