La Rose et Le Vin

バラとワインをこよなく愛するひとのために・・ On boit du vin! / Monsieur Rose

週の始まりは何曜日?

2007年04月07日 14時49分50秒 | 独り言
週末と言う言葉は土日を表すと辞書にも書いてありますが、ほとんどのカレンダーは日曜日から始まっています。
曜日の表記は新暦に変わってから始まったことは当然ですが、カレンダー上のスタートが日曜日なのに週末と言い、月曜日には「週のスタートだから・・」と言うのは妙な話ですよね。

曜日の起源は古代バビロニアまで遡ります。
たしか一日を24に区切って7つの惑星の名前で時刻を決め、併せて一週間にも惑星の名前を割り振ったように記憶しています。
時刻も曜日もスタートは土星、次に太陽、月、火星、水星、木星、金星になるわけです。
だから曜日と言うものが発生した当時は土曜日からのスタートだったのです。
また、この惑星の配列は当時考えられていた地球から遠い順番になっているそうです。
では日曜がスタートになったかと言うと、イエス・キリストが十字架に処せられた後に復活した日が日曜日だったためなのです。
ローマ教会が復活した日を復活祭として正式に決定し、復活した日曜日を特別な安息日として週のスタートの日に定めたわけです。
日曜日が週のスタートになったのはキリスト教の国々から始まったことであり、新暦を取り入れた他の文化圏の国がそのまま受け入れたことになりますね。
ユダヤ教やイスラム教は安息日が日曜ではないから、もしかするとカレンダーの配置も違うのかも知れません。

と言うことで多くのカレンダーは日曜日からスタートしますが、
月曜日を週の初めと言うのは、ゆっくり休んだ翌日からまた新しい週が始まるという心情的な習慣であり、カレンダーが日曜から始まっていることとは別であると考えた方が良さそうです。


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