とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

点滴に異物混入

2016年09月26日 | Weblog


横浜市の病院で、
今年のシルバーウィーク明け(9月20日未明)に、
入院していた患者さんが、点滴に異物を混入されて中毒死させられた事件。
病室における殺人事件を、神奈川県警が捜査を進めている状況です。



その88歳の男性は、その日が88歳のお誕生日だったとの事。
悔しい思いです。

「命の尊厳を守る」病院内で、絶対にあってはならない事件です。

私も、6月に胆石が胆管に詰まって緊急手術&緊急入院をしまして、
翌月の7月に胆嚢を摘出する手術を受ける為に、また入院をしました。
オペ後は、勿論、連日、点滴が続きます。
夜勤の看護師さんが、夜中に点滴を替えに来て下さったり、
オペ後は「徳岡さん、抗生物質入れますね!」と、
私の点滴液の中に、注射器に入った液体の抗生物質を入れていかれたりもありました。
相互の強い信頼関係で、全てをお任せしているのが患者という立場です。
「何ていう抗生物質ですか?本当に本当に抗生物質なんですか??」
などという質問や確認など致しません。
何の疑いも持ちませんし、安心しきってお願いしておりました。

ただ、ナースステーションに、人がいない時などがありましたので、
そういう時間を見計らって、お見舞客ではない何者かが侵入してもおかしくはない、
と思う時はありました。
病室は、内側から鍵がかかりませんから、誰でも病室に入り放題となります。

今回の事件は、病院関係者でないと、点滴液の中に界面活性剤をうまく混入する事は
出来ないと思いますので(注射器などが簡単に手に入る人でないと無理なので)、
病院関係者が怪しいように感じます。
早期に事件解決をして頂きたい思いです。



今回の事件を機に、薬品管理や病院の侵入経路など、徹底しないといけません。
当院は夜中も入院可能な入院施設ではありませんが、
薬剤を使用するのは同じですので、徹底管理をしなくてはならないと思いました。

また、働いている職員の健康管理や心理面の精神管理、
少しでもおかしな言動や行いがあったら、中枢から外すなどの人事管理も、
再度、徹底していきたいと感じた次第です。


ーby事務長ー


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