Chiro's Memo

My Sweet RoseとRosariumの更新記録です。

2006私が見た展覧会Best5

2006-12-28 23:43:59 | 美術
今年も残すところあと3日となりました。
2006年に行った展覧会のBest5を独断と偏見で決定しました。

1.オルセー美術館展(神戸市立博物館)
オルセーといえば「印象派の殿堂」のイメージがありますが、
象徴主義絵画、工芸、写真など、「印象派」以外のオルセーの魅力を再認識しました。
ガラテアとジュリーの猫を見るだけでも大いに価値のある展覧会です。

2.プラド美術館展(大阪市立美術館)
ムリーリョの描く愛らしい乙女や幼児、喪服のマルガリータの美しさにただただ心惹かれました。
プラドのエッセンスがギュッと詰まった展覧会だったと思います。

3.アムステルダム国立美術館展(兵庫県立美術館)
フェルメール『恋文』が一番の目的でしたが、
当時の風俗画には結構猫が登場していて、猫探しも楽しかったです。

4.偉大なる「エルミタージュ美術館」展(広島県立美術館)
広島県立美術館の独自企画による展覧会です。
テニールスの作品を中心に17世紀オランダの風俗画・肖像画を展示していました。
地方の美術館でこういった独自企画を催すという意気込みがいいと思います。

5.ベオグラード美術館所蔵 フランス近代絵画展(高知県立美術館)
有名な画家の作品中心の構成ですが、それぞれの画家の意外な一面を見せてくれた展覧会だったと思います。
モロー『疲れたケンタウロス』の美しさは格別でした。

どうも私が絵を見るポイントは「世紀末」「猫」「美女・美少女」のようです。
来る2007年も様々な作品との出会いが開けることを期待しています。


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2 コメント

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Unknown (遊行七恵)
2006-12-29 22:43:20
こんばんは
広島のはチラシのみ持っていますが、素敵な感じだなと思っていました。
オルセーよかったですよね~~
神戸ではわたしはもう再訪は無理なので都美でまた見ようかなと思っているくらいです。
ベオグラードのは京都始発で東京経由の高知行きだったようですね。ルノワールが凄くよかったです・・・

来年も本当によい展覧会が見たいものです。
それと年末年始のお仕事がんばってください!
東京に来たオルセー展 (とら)
2007-01-28 22:01:13
神戸の評判が良いので初日に行ってきました。
ガラテアの線描の前でしばらく立ち尽くしました。ダ・ヴォルペードの「死せる子供」の手をつなぐ子供たちに感動しました。