
今日の画像はルドン「ペガサス」(ひろしま美術館蔵)です。
崖の上で、今まさに飛び立とうとしている白いペガサスと
背景の青空の対比がとても美しい作品です。
ひろしま美術館の正門近くには、このペガサスのブロンズ像もあります。
ルドンはモノクロームの幻想画を描いていたころにもペガサスを描いていますが、
そのころのペガサスは飛び立つことができず、
地に縛られもがき苦しんでいるような姿でした。
しかし柔らかな色彩で美しい夢の世界を描くようになってからのペガサスは
翼を広げ、大空へと軽やかに飛翔してゆきます。
ルドンが長年奇怪な幻想ばかりを描いていたことは
複雑な家庭事情と幼時体験が関係しているとされています。
40歳を過ぎて生家が人手に渡ったことと、生涯の伴侶との出会いによって
彼はようやく長年の呪縛から解放されます。
花や空を舞うペガサスやアポロンの馬車
神話や伝説の主人公たちなどが、美しく彩られて描かれるようになります。
ルドンの物語画は物語を忠実に描くというよりも
物語の主人公の姿を借りて、
自分の夢の世界を作り上げているという感じがします。
彼は何点も「オフィーリア」を描いていますが、
「ハムレット」のヒロインとしてのオフィーリアというよりも
花と水面に浮かび上がる夢の世界の住人といった感じがします。
ルドンの「オフィーリア」はこちらで紹介しています。
先日「光ケーブルが入る」とお伝えしましたが、
今日は機材をうちに運び込んだだけで、工事は2月2日でした。
(父が契約しているので、私は詳しく知りませんでした。)
そしてネットの接続の設定変更もしなくてはならないそうです。
恥ずかしながら自分では接続設定ができないので、
業者の方が来ている時にしていただくつもりです。
崖の上で、今まさに飛び立とうとしている白いペガサスと
背景の青空の対比がとても美しい作品です。
ひろしま美術館の正門近くには、このペガサスのブロンズ像もあります。
ルドンはモノクロームの幻想画を描いていたころにもペガサスを描いていますが、
そのころのペガサスは飛び立つことができず、
地に縛られもがき苦しんでいるような姿でした。
しかし柔らかな色彩で美しい夢の世界を描くようになってからのペガサスは
翼を広げ、大空へと軽やかに飛翔してゆきます。
ルドンが長年奇怪な幻想ばかりを描いていたことは
複雑な家庭事情と幼時体験が関係しているとされています。
40歳を過ぎて生家が人手に渡ったことと、生涯の伴侶との出会いによって
彼はようやく長年の呪縛から解放されます。
花や空を舞うペガサスやアポロンの馬車
神話や伝説の主人公たちなどが、美しく彩られて描かれるようになります。
ルドンの物語画は物語を忠実に描くというよりも
物語の主人公の姿を借りて、
自分の夢の世界を作り上げているという感じがします。
彼は何点も「オフィーリア」を描いていますが、
「ハムレット」のヒロインとしてのオフィーリアというよりも
花と水面に浮かび上がる夢の世界の住人といった感じがします。
ルドンの「オフィーリア」はこちらで紹介しています。
先日「光ケーブルが入る」とお伝えしましたが、
今日は機材をうちに運び込んだだけで、工事は2月2日でした。
(父が契約しているので、私は詳しく知りませんでした。)
そしてネットの接続の設定変更もしなくてはならないそうです。
恥ずかしながら自分では接続設定ができないので、
業者の方が来ている時にしていただくつもりです。
このペガサスもきれいですよね・・
ルドンの絵はどれも幻想的な色彩の美しさには目を見張ります
あの見事な黒の世界を持っている人なのでなお驚きます
えみ丸様のところでお話していたペガサスの絵はこちらです。
ルドンは黒の世界の中にこの鮮やかな色彩を内包していたのでしょうね。
さなぎが蝶になるように色彩の世界を開花させたような気がします。
ルドンの色彩は、内側に秘められた彼の精神性によってより輝きを増しているような気がします。
素敵な絵が見られました、またのぞかせていただきます。
初めまして。コメントありがとうございます。
この絵はルドンのペガサスを描いた作品の中でも私が一番好きなものです。
ルドンは精神的なものと現実的なものとの融合を目指して制作活動をしていたそうです。
彼が長年秘めていた心のうちが、晩年輝かしい色彩となって現れたのでしょうね。
またいらしてくださいね。お待ちしております。