ろらぶろぐれっしぶ

2娘の母で国語教室の先生のろらんがたあいのない暮らしを綴ります

昼食物語

2005年09月24日 | 日々の出来事やネタ
今回は旦那さまのお料理の話じゃないです。
今日のお昼に職場のお友達のおーぎゃーさんとデートしました。
二人でお昼に待ち合わせをしてランチを食べました。
そのお店は以前にも一度おーぎゃーさんと来たことがあるところで、雰囲気も料理も
とても素敵だったので「もういっぺんいきましょ」とろらんがお誘いしたのです。

店内にはお店のひとたちの手作りのかわいらしい小物がならび、あいかわらずとっても
こ洒落た雰囲気が漂っていました。
入ってすぐのところにはピアノがおいてあって、ダニーボーイの楽譜がたてかけてありました。
時間帯によっては演奏もするのかな?
そんなことを思いながらろらんは席につきまいた。

メニューを開いてあれこれ悩んだけれど、ろらんは「チキンのグリルなんとかライス温泉卵のせ」
とかいう名前のお料理に強烈に惹かれました。
なんせろらんは半熟卵に目がないのです。
しかも説明書きには、「チキンのなんたらととろとろ温泉卵が絡み合い、うんたかかんたか」
なんていう魅惑的な内容がかかれています。

ちきん
たまご
とろとろ
絡み合い



ろらんがふにゃーっとなるキーワード満載です。
おーぎゃーさんもふにゃーっとなっています。
というわけで、二人ともかぶるけど同じものを注文しました。


あらわれた料理。ごはんの上にソースごとてろーっとチキンがのっていて、その上に
ぷるぷる卵がゆれています。

チキン タマゴ トロトロ カラミアイ
チキン タマゴ トロトロ カラミアイ
チキン タマゴ トロトロ カラミアイ

魅惑の呪文を頭の中で唱えながらろらんは料理を口に運びます。



ぱくりっ







・・・・・・!!!



・・・・・・!!!!!!






・・・・・・・・・!!!!!!!!!!!!














びっくりするくらい、まずいやん。




自称温泉タマゴは、白身の部分だけがぷるぷるしていて、中はしっかり固い球体の
黄身がでてきた。
とろとろしない。
からまない。

ソースにはバルサミコ酢らしきものが使われていて、甘くてすっぱい味になっています。
それとチキンだけならいけるんだけど、いかんせん下にいるのはただの白いごはん。
ごはんがソースと絡み合って、なんともいえない不協和音をかなでまくり。


ろらんはまずいことにはあまり敏感なほうではない。
たいがいのものはわりとなんでも「おいしいおいしい」といって食べちゃう。


でも、どうがんばってもこれはまずいの。
普段よっぽど残さないろらんが「残そうかしら?」と思うほどに。


目の前のおーぎゃーさんは早々にリタイヤしました。
ろらんはさすがに二人とも残すのはなんだと思って、耐えて最後まで食しました。
でも後半は食べ物から意識をそらしながら食べました。
苦しかったです。
だけど途中からは、頑張ってる自分とお店の優雅な雰囲気のミスマッチになんだか笑えてきました。




一度や二度おいしかったからって、「あの店はおいしい店だ」なんて軽々しく言っては
いけません。逆もまたしかり。
そのお店そのものを語るのは、すべてのメニューを食し、さらにそれが恒常的に
同じ味で出されていることを確認して初めてできることです。
ろらんはそのことを今日痛感しました。
文字通り、痛いほど感じました。


今回はこういう結果だったけれど、またほとぼり?がさめたころにこのお店にくるかもしれません。
前たべたものはおいしかったので、今度はまた違うものに挑戦してみます。
ちなみに今日出てきた食後のデザートはびっくりするくらいおいしかったです。
特にこしょうのアイスクリームとバナナのケーキが絶品でした。

鶏肉ほうばみそ

2005年09月24日 | 日々の出来事やネタ
お土産などでほうばみそをいただくと、よくお肉をやいて一緒にたべたりしました。
でも1回でなくならなくて、他のバリエーションでもたべたいなってときに、
旦那さまが作ってくれました。

ほうばで鶏のモモ肉をくりんとまいて、15分くらい蒸します。
できたところにみそかけて食べます。
先にみそもおいしいけど、でろーってなります。

ほうばの香り、みその甘味、蒸した鶏肉のやわらかさでろらんは酔っ払いモードに
なります。

「おいひー!!!すごくおいひーよー。おいひー!!!!」
ほうばみそちきんほうばみそちきんほうばみそちきん
混ざり合いながらひとつの味を形成してゆきます。
それは生まれる以前に思いをはせるような、どこか懐かしく、切ない味です。
次第にろらんは満腹感を忘れ、次々に箸をすすめるのです。
というわけでまた食べ過ぎるのです。