ろろろ川のおと

ながらへば またこのごろや しのばれむ

何でもかでもAI時代(r 8.6km)

2020年02月11日 21時45分30秒 | 日記

 古文書の予習を少しやった。手書き文は書き手の癖が出るので読みにくい。現代文なら走り書きでも何とか読めるが、昔のは公文書でも難しい。崩し方も時代に伴い変遷があるようだ。(自分のメモが読めない事はよくある。)
 そこで辞書の登場だが、そもそも字が分からないのに何をどう引くのか。普通の辞書は言葉の意味を調べるものだが、くずし字辞典は文字そのものを探し当てるためのものだ。字形や筆の運び、前後の分脈から、あの字だろうと見当を付けてページを繰り、同じくずし字があるか調べる。

  一番よく出る「候(そうろう)」は、用例も含めてこれだけ載っているが、勿論これだけではない。決まり文句なので文脈に沿っていればただの点でもいい。暗黙の了解である。AI解読ソフト「KuroNet(クロネット)」はタイ人が発案したとか。日本人が着想しなかったのは、コンピューターには委せたくない意地が邪魔したのか。頑迷とは言うまい。

 LSDの要領が分からない。分からぬままSPMは落とさず、ストライドを小さくしてスピードを押さえて走った。なかなか維持できない。誰かと話でもしながら走れば良いのだろうが・・・・・・。8.6km。