ろろろ川のおと

ながらへば またこのごろや しのばれむ

加齢臭 vs 出涸らし臭

2019年10月19日 20時02分12秒 | 日記

 いつ雷雨が来てもいいように、出かけるときは真夏でも窓を閉める。帰って部屋に入ると加齢臭か親父臭か、あるいは渾然となったものか、不快な匂いが溜まっている。外出中に嗅覚がリセットされたからか、留守の間に残り香、いや残臭が醸成増幅されたためか、とにかく消したい。
 消臭スプレーを部屋中に発射するのは気が進まないので、珈琲の出し殻を置いてみることにした。

 午後、ちょっとすかした(開けた)窓際に置いて、古文書講座(中級)に行った。文化の森公園は、四国4県の警察音楽隊がコンサートをやるというので車が溢れていた。10分ほどぐるぐる回って、どうにか入れ違いで置くことができた。
 講師曰く「初級に毛が生えた程度」の、松茸の塩漬けレシピを読んだ。江戸時代には塩漬け保存するくらい松茸が豊富だったのだ。

 加齢臭は肉食獣にとっての「食べ頃サイン」らしい。味は劣るかも知れないが、足腰が弱っている分獲得しやすいということだろう。
 部屋に戻ると出涸らし珈琲の香りがした。犬猫は加齢臭の方がいいと言うかも知れない。