酒とサッカーと・・・

旨い酒とサッカーがあれば人生の大半は・・・

令和の日、そして「天空の船」へ

2019年05月04日 | 旅行、蕎麦と温泉

熊本県天草市にある「天空の船」に行ってきました。

平成が終わり新しく令和に元号が代わるその日、そして私たちの15周年目となる結婚記念日でもあります。レヴォーグの慣らし運転を兼ね熊本から宮崎、鹿児島県へと回ってきました。その初日となる日、天空の船を訪れました。

天草市にある「天空の船」は、かねてから行きたい宿だったのですが何かと都合が合わず過去2回キャンセルした経験があります。今年は、5月1日が休日になることが確定してからずっと狙っていたのですが、GWは早くから予約満杯でした。しかし、毎日何度も何度もHPにアクセスしていたら4月になってから1つだけ空室が出て無事予約することができました。


部屋はブリッジビューツイン。そう広くはないのですが、高台から天草の海が見渡せるデッキと、そのデッキに設えられた露天風呂が魅力です。



デッキには部屋専用の露天風呂、「松島温泉」の源泉が100%かけ流しで提供されています。景色を眺め温泉に入りそのままデッキでビールなんて楽しみ方が一番のお宿です。


温泉→ビールx3を楽しんだあと、日が落ちる頃、ディナーが始まります。夕食はサンセットが望めるレストランで頂きます。料理はBコース、加えて一皿ずつペアリングしたシャンパンとワインを頂きました。





予め、「結婚記念日です」と伝えておいたところ、メッセージを入れたスイーツプレートを提供して頂きました。

ディナーを済ませ外に散歩に出ると、レストラン棟がまさに「天空」へ翔びたたんとするようにライトアップされていました。

部屋に戻って、お祝いに頂いたシャンパンと、持ち込んだワイン、ウィスキーをしこたま飲んで、また温泉に入ってからバタンキューでした。
※部屋の冷蔵庫には、ビール・ミネラルウォーター・ジュースが各2本、フリーで提供されています。またルームサービスや無料のDVDレンタルなど、全てのリクエストは部屋にあるiPadで「カートに入れる」から「注文」をタップで対応してもらえます。

翌朝、目が覚めるとまた温泉。テーブルにビールの空き缶が見えますがこれは昨晩飲んだヤツです(笑)


一晩ぐっすり寝て、朝から温泉に入り、ビールは今日は運転するので飲まないで朝食です。
ハーフブッフェ式で、サラダやフルーツなどは自分で選びますが料理は順にサーブされます。

あおさとタイの雑炊が優しくて美味しかったです。

朝食を頂いたあと、プールサイドを散歩して名残を惜しみます。


素晴らしい環境と美味しい食材の宝庫、天草。そしてトップクラスのシェフとそれを支えるソムリエ。また彼らの下で学ぶ若いスタッフたちは、都会の一流ホテルでも十分通用するような訓練を受けています。このようなお宿が地方に根差して存在することは大切なことだと感じました。

GW連休中のお値段は、宿泊費(一泊2食おとな2人入湯税含む)で60,780円、あとワインなど各自5杯飲んで合計71,280円でした。

ちなみに、似たようなお宿を比較すると、

 雰囲気では、風の森=天空の船>悠然
 料理とリゾート感、天空の船>風の森>悠然
 温泉の質、悠然=風の森>天空の船
 価格の安さCP、悠然>風の森=天空の船

という感じでしょうか。奥武雄温泉「風の森」は温泉の質は良いのですが湯量が少し足りません。植木温泉「今宵の湯宿 悠然」は温泉は湯量ともに一番ですがリゾート感はあまりありません。ここ天空の船は料理や雰囲気のバランスがとてもいいです。

自宅から車で3時間程度、お安くなる平日にまた訪れたいと思います。
※系列の、というか元々の経営母体になるホテル竜宮の「天使の梯子」もぜひ行ってみたいです。


旅行日:2019年5月1日(令和元年)

コメント (2)
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