酒とサッカーと・・・

旨い酒とサッカーがあれば人生の大半は・・・

小国から阿蘇へ。行ったけどやってませんでした。

2013年10月14日 | 旅行、蕎麦と温泉

3連休の後半、大分から阿蘇に行ってきました。
いつも行く阿蘇は南阿蘇、熊本から登っていくことが多いのですが、今回は大分県側からアプローチします。小国からくじゅうへ、そして外輪山を抜けて阿蘇山頂を目指します。

日田ICを降りて下道を走ること小一時間。まず鍋ヶ滝を見学しました。松嶋奈々子演じたキリンの「生茶」CMの舞台ですね。
今は駐車場と遊歩道が整備され滝まで簡単に近づくことができるようになりました。

駐車場から滝つぼまで手すりつきの階段が整備されハイヒールでも訪れることができますが、滝裏に回るならやはりスニーカーが必要でしょう。階段脇の売店には杖が用意されてますから1本お借りしておくほうが安全です。滝の周りはやはり滑りやすいので、整備されたからといって侮らないように。

裏に回るとマイナスイオンを感じます。(よく分からんけど、ま、感じるような気がします)

滝の裏は広くなっていますが奥まで風で水しぶきが運ばれてきます。暑い夏の日には格好の避暑地ですね。GW中は夜間ライトアップされ、その期間のみ有料(200円?)になっているようです。

この日は水量は少なめでしたが正午前の日差しが真上から降って来てコントラストが素晴らしかったですよ。

駐車場までのアプローチは乗用車はところどころすれ違いが困難ですが案内が分かりやすく掲示されています。駐車場も広く30台ほど停められますが、大型バスは近づけない為、団体さんが居てなくて入りやすいですね。

続いて昼飯に向かいます。南小国の蕎麦街道、その一番南に位置する「美原」を訪れました。
連休の中日ですし混雑する有名店を避け食べログでも評価が少ないこちらを選びました。蕎麦街道の一番上に位置しますので国道212号線から少し戻ったほうが早いと思います。
途中、「美原 新そばあります」の看板が出ていたので期待上昇。正午前の到着で初客となりました。

暖簾をくぐると女将さんが丁寧に出迎えてくれました。

注文は私「蕎麦」、妻「山芋蕎麦ご膳」です。
蕎麦単品は単品かと思いきやいなり寿司と小鉢が着いてきました。


「ご膳」は更にてんぷらなや揚げだし豆腐など小鉢が増え、山芋おろしのトッピングがついて1700円。
蕎麦単品が1000円です。蕎麦ご膳なら1500円。山芋蕎麦ご膳が1700円。ということは山芋200円、山菜の天ぷら・だし巻きたまご・揚げだし豆腐が合わせてプラス500円という良心的な価格設定です。


蕎麦は今年の新そばということで、やや緑がかったこしのある麺でした。喉越しよく、そして鼻に抜ける蕎麦の風味、やはり新しく打った蕎麦は美味しいです。まだ若干早いかな?と新蕎麦に期待していなかった分、嬉しい誤算で蕎麦をいただけました。
女将さんは一品一品、丁寧に説明して下さいます。物腰の柔らかな上品なお店でした。劇混み有名店より私はこちらの方がいいです。蕎麦も雰囲気も接客も決して有名店に引けをとらないと思いました。また新蕎麦食べに行きたいですね。


腹が満ちると阿蘇山まで足を伸ばします。今日は久住で1泊するので久住近辺の観光地は明日回しです。外輪山を降り阿蘇市内を抜け山頂を目指して進みます。

GoPro HD HERO1(1080)車載カメラからのクリップです。緑のじゅうたんを抜けるワインディングロードが続きます。天候快晴、風さわやか。最高の行楽日和です。

で、山頂へ到着・・・想定外でした。営業シテマセン。

火山ガス発生の為入山禁止ですかそーですか。そういえば危険度情報が一段階引き上げられたというニュースを見たなぁ・・・。すっかり忘れていた、というより閉鎖するという措置があることすら考えてませんでした。
活火山ですものね、仕方ありません。

この時、内心では「晴天の3連休に規制するなんて大げさだな」と考えていたのですが、写真撮ったり未練がましくあたりをウロウロしていたら、ガスを吸い込んで咳きが止まらないようになりました。喉が痛く、目がチカチカ。
慌てて車に逃げ込んで退散です。規制区域外でこの「密度」ですから、やはり山頂付近は立ち入り出来ないでしょう。過去には事故もあったようですから。

残念ですが引き返します。帰路、こんなおだやかな風景を見ていると、さっきのガスが信じられません。


1時間ほどかけて久住にひきかえす道中、産山村の池山水源を訪れ水を汲みます。


水源そのものは林の奥にひっそりと水をたたえる祠のしたがそうです。

水源から清らかな川が流れ、駐車場の下に水汲み場が用意されていました。水質を維持する為、水源への遊歩道は、禁酒禁煙禁食禁ペットです。

たっぷり水を頂いたら久住へ戻り、今晩の酒を確保する為「くじゅうワイナリー」を訪れます。


くじゅう連山の麓に広がる葡萄畑。朝夕は気温が下がり日中は日光がたっぷり降り注ぐ高原の地理を活かしたワイン造りが行われています。
ワイナリーの案内によると、九州には8つのワイナリーがありそれぞれが特色あるワイン造りにこだわっているそうです。
北から大分の安心院葡萄工房、浮羽(福岡)の巨峰ワイン、ここ大分久住ワイナリー、熊本フードパークの熊本ワイン、宮崎県の五ヶ瀬ワイナリーと都農ワイン、八代の福田農場ワイナリー、最後は宮崎の都城ワイナリー。
こうやって並べてみるとまだ半分しか制覇してません。まだまだ忙しいです。

ショップには試飲ができるコーナーと、チーズやハムが並べられていました。

ドライバーの私は試飲せず、妻の評価に頼ります。
購入したのはヴィニヤード、レモンやライムのような風味のさらっとあっさりした辛口の白。
あと、2012年メルロー赤。同じくメルローの樽と迷ったようですが飲みやすさでこちらを選びました。1本2000円前後からたくさん揃ってますので試飲できる人、色々試してみてください。
(結果、メルローはつるっと1本空けてしまいました)

午後4時、ようやく今日のホテルに到着です。

部屋、露天風呂、夜ごはんは、また続きで

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする