サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

サデイオ・マネはどこに行くのか

2023-04-25 10:33:02 | 日記

バイエルンのマネはリバプールに戻るのかも知れない。バイエルン退団をメディアにほのめかしていたマネだが、そもそもリバプールを出たことが間違いだった。2016年から5シーズンに渡りリバプールでプレーして、鉄板の主力として大活躍していたのに不思議だった。もちろん待遇面でバイエルンのほうがいいオファーだったのかも知れない。しかしいくらブンデスの王者バイエルンといっても、世界のサッカー界、サポの注目度はやはりEPLのほうが上だろう。

 

たとえば同じ首位争いでもバイエルン対ドルトムントとアーセナル対マンCITYでは、どちらをみたいかと聞かれればアーセナル対マンCITYである。世間の注目度が違う。ドイツ国内では盛り上がっているかも知れないが、世界中、特にヨーロッパ以外のサッカーファンはみんなEPLが好きだ。筆者の職場にもサッカーファンが5人いるが、そのうち3人がマンU, 1人がリバプール、1人がブレントフォードのファンである。バイエルン、ドルトムントのファンですなんて人には会ったことがない。

 

さてチームメイトのサネと大喧嘩して怪我までさせたマネだが、母国セネガルでの人道支援に熱心な人格者として有名で、セネガルの選手がEPLに新参者として来るとチームは違ってもいろいろと面倒を見てやる。サザンプトン時代の同僚である吉田の仲良しである。

 

そういう男前で有名なマネがチームメイトを殴ったことは驚きであり、一体何がどうすればそうなるのか理解できない。今季の不振もあり(それでもリーグ戦で7ゴールはあげているが)、多分チームの中では針のむしろなのだろう。だからマネもバイエルン退団を示唆したり、イングランドのメディアからはリバプール復帰の飛ばし記事が出ている。

 

ウイングの選手が過多のようにも見えるリバプールだが、マネはリバプールに復帰すればある程度の活躍はできるだろう。1対1が急に弱くなったともいわれるが、まだまだこれからだろう。しかしマネが復帰すれば三苫のリバプール移籍なんて吹っ飛ぶだろうなあ。

 

リバプール移籍も相談された?マヤが語る「マネ対策」とは ...

吉田と仲良し。


FA CUP 準決勝 ブライトン対マンU

2023-04-24 04:36:03 | 日記

どちらも決定力を欠き、延長戦、PK戦までいき、7人目でブライトンのマーチが枠ははずしてしまい、7人全員が決めたマンUが競り勝った。みんなPKが上手い。三苫はどうして蹴らなかったのだろうか。蹴りたくないと拒否したのか。

 

延長後半にPA内でマーチとワンツーで抜け出して、三苫はGKと1対1になった。あれを決めていればヒーローだったし、ブライトンは40年ぶりのFAカップ決勝だった。あれは実にもったいなかった。ワンツーからのボールを受けてトラップが一瞬大きくなってしまい、それをGKに触られてしまった。実に惜しかった。

 

両者互角の試合だったが、やはりマンUのほうが推進力がある。ラシュフォードを中心にしてシュートまで行ける。ブライトンは三苫とマーチでクロスは上がるが、フィニッシュする選手がいない。1トップにゴリゴリのFWがいればいいのだが、頼みのファーガソンは負傷中。

 

三苫にはもっとシュートして欲しい。後半に真ん中を抜け出してシュートできそうなシーンもあったが、左の選手へのパスを選択した。あれは絶対にシュートだろう。勝てそうで勝てなかった試合というのうが実に悔しい。

 

試合の実況はマーテイン・テイラーというオージーじいさんだったが、三苫をブライトンの攻撃のスレッドと紹介していたが、スレッドならばやはりシュートが欲しい。これでブライトンはEL圏内に入るには5位まで行かなければいけない。しかしFAカップの決勝はマンCITYとマンUだからどちらもCL圏内に残れば、FAカップ優勝チームに与えられるEL出場権はどうなるのだろうか。

 

惜しかったなあ。


J1第9節 神戸対横浜マリノス 2-3

2023-04-23 13:03:54 | 日記

昨日の神戸対マリノスは、両チームの特徴がよく出ていて面白かった。マリノスに勝てれば首位を独走もできそうな神戸だったが、アンデルソン・ロペスの2ゴールで2-0から大逆転負けしてしまった。両チームとも守備に隙を見せて失点したが、マリノスのほうが縦への推進力があり、アンデルソン・ロペスを神戸は止められなかった。

 

神戸の今季の強さは斎藤未月の貢献が大である。4-3-3のダブルボランチを山口と組んで、斎藤が時折DFラインにいわゆるダウン3ととして入る。そして相手の攻撃をカットする中盤での重しとなっていて、まさしく守備の要である。攻撃には斎藤がボールを奪取して、余計なことをせずにトップの大迫に縦パスを通す。大迫がポストとなりチャンスを作る。これが面白いように決まる。

 

しかし斎藤を狙われると神戸は苦しくなる。アンデルソン・ロペスのようなゴリゴリのストライカーを止めるのは至難で、この2試合の2点でロペスは現時点での得点王である。大迫が空中戦からのヘッディングシュートを得意とする点を支配するタイプならば、ロペスはそれにプラスして縦に突進する線を支配するタイプだろう。

 

海外組も含めて日本人選手のFWの中にロペスのようなザ・ストライカーの選手はいない。ロペスを日本代表として帰化させたいくらいだ。まだ9節だがロペスが好調である限りはマリノスの優勝は決まりだろう。問題はマリノスはDFラインが脆く、この試合のようにロングボールの処理をミスして失点するなど守備が脆いことだ。

 

マリノスは守備をもっと強化できれば鬼に金棒なんだろうなあ。

 

横浜Mアンデルソンロペス3戦連発へ「やればできる ...

もっと評価されるべき男、アンデルソン・ロペス。

 

 


アーセナルは優勝できるか

2023-04-22 08:36:07 | 日記

金曜日のEPL,アーセナル対サザンプトンは、アーセナルにしてみれば最下位のチームから確実に勝ち点3を稼がなければいけない試合だった。ところがアーセナルは序盤からミスで2失点。打ち合いになり結局3-3のドロー。前節もパーテイのミスから失点。この試合でもGKのラムズデールが相手にギフトパスしてしまうというっ信じられないミスから失点。直近の3試合で失点7と守備が崩壊。

 

よく言われていることは富安が長期離脱してから、守備のオプションが狭くなったということ。しかしこれは結果論であって、長期離脱前から富安は出番が少なかったし、CBやボランチが不調でもその代役で起用されることはなかった。原因はともかくとして、終盤に向かってアーセナルが調子を落としていることは間違いない。

 

さて次節はマンCITYの頂上対決である。今朝の時点でアーセナルは32試合消化で勝ち点75。マンCITYは30試合消化で勝ち点70。ほぼ並んだと言える。しかしマンCITYは5月に入ればレアルマドリードとのCL準決勝2試合とおそらくFA CUPの決勝も入ってくるので日程的にはアーセナルのほうが有利だろう。

 

アーセナルがEPLを制覇したのは、1993/1994シーズンが最後だから19年ぶりとなる。CLにも6シーズン出てないし、アーセナルサポにしてみれば待ちに待った優勝ということになる。しかし今朝のサザンプトン戦でのラムズデールの大チョンボを見せられると、チーム全体が浮足立っていることがよくわかる。富安さえいればなあ。

 

アーロン・ラムズデール | ゲキサカ

笑顔はかわいいラムズデール君。チョンボするなよ。


FA CUP 準決勝 プレビュー

2023-04-21 08:41:07 | 日記

今週末の日曜日に開催されるブライトン対マンチェスターユナイテッドの準決勝をプレビューしてみよう。場所はロンドンの聖地ウエンブリースタジアムである。建て替えた後も聖地と呼ばれるウエンブリーはさすがだ。

 

さてコンデイションでいえば、圧倒的にブライトンが有利はなず。理由は昨日の木曜日はマンUは、ELのセビージャ戦でセビージャに遠征している。結果は2試合合計で1分1敗で敗退。わざわざセビージャまで行ったのにこの結果はきつい。そして中2日でのFAカップである。ほとんど罰ゲームだ。おまけに来週にはFAカップのせいで木曜日と日曜日にリーグ戦が設定されている。

 

移動距離も問題だろう。ロンドン開催ということはブライトンには有利だろう。ブライトンからロンドンなんて車で1時間半ほどだから楽勝だろう。一方マンUはマンチェスターからロンドンまでの移動だから飛行機で1時間ほど。たいした差ではないが、ブライトンのほうが近い。

 

モチベーションでもブライトンだろう。ブライトンがELに出場するためにはFAカップの優勝かリーグ戦での5位が必要。リーグ戦の5位はかなり至難の業だからFAカップの優勝のほうがまだましだろう。マンUに勝てれば決勝はおそらくマンCITYである。楽な相手ではないが、ブライトンにとっては史上初のFAカップ制覇とヨーロッパ大会への出場がかかってくる。こういうチャンスはそう滅多にあるものではない。

 

リバプールとチェルシーが不振のためにブライトンがリーグ戦上位とFAカップ制覇というチャンスが転がり込んできた。普段ならばリーグ戦はマンCITY, アーセナル、リバプール、チェルシー、トットナムの5チームが5位までを占めるし、それにプラスしてマンUとニューキャッスルもいるからブライトンが割り込む余地はほぼない。今季はまさしく千載一遇のチャンス。

 

筆者も準決勝を見るためにパラマウントという有料サイトに加入して、ライブで観られるようにした。実に楽しみである。

 

富安と仲良しという理由だけで、アーセナルには行かないでしょう。