サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

代表発表

2021-03-19 09:00:16 | 日記

フランスからは呼べない、五輪組に呼ぶ選手もいるということで、奇妙なフル代表のメンバーが発表された。違和感があるのは大迫の招集である。ブレーメンでほとんどベンチにいるだけで、試合にほとんど出ていない選手をどうして呼ぶのだろうか。大迫はブレーメンで主力に戻るまでは代表には呼ばないほうがいいだろう。今回の招集は3月25日と30日の試合用で、ヨーロッパ組は30日の後に戻れば4月3日のリーグ戦にはベンチにも入れないだろう。

 

国によっては帰国後の自主隔離が長いケースもあるだろう。なによりもヨーロッパよりもましかも知れないが、コロナが収まっていない日本にわざわざ選手を戻すことは全く無意味だろう。わざわざ日本まで遠征に来る韓国、アルゼンチンには頭が下がるというか、そこまでしなくてもいいだろうと言いたい。

 

韓国代表のベント監督は「サッカーが仕事」とコメントしているが、それはそうだが意味のない試合に出て感染してしまったら仕事もできなくなる。まあCLでもELでもヨーロッパ内の国際試合は開催されているが、どの試合も無観客である。Jリーグは観客を入れているがヨーロッパのリーグはほとんどが無観客。日本が甘いのかどうかは知らないが、世界の標準から日本は違うことはたしか。

 

さてすきまができた代表に初招集された選手が山根、坂元など試合に出して欲しい選手もいるが、中谷、前川など代表として疑問のある選手もいる。中谷なんて柏にいたころのACL戦でモデストにあっさりとかわされて失点した場面があった。前川なんて前節の川崎戦での間抜けなロングシュートの失点があったばかり。

 

南野なんてサザンプトンでの正念場なんだから代表辞退して、クラブでの練習に専念したほうがいい。伊東純也はコロナに感染したことがあるんだから、再感染しないためにも日本には来ない方がいい。


J1第5節 神戸対川崎 1-1

2021-03-18 08:22:11 | 日記

夕べの神戸対川崎は、三笘封じとしては面白い試合だった。神戸はとにかく三笘を徹底的にマークした。ファールでもなんでもいいからとにかく止める。取り切れなくてもいいからとにかく三笘のボールを外に出す。他の選手はいいからとにかく三笘を止める。これが三笘対策である。この結果三笘は得意のドリブルを封じられてほとんど機能しなかった。

 

川崎は三笘を封じられても、決定機が3-4回あり1,2点取れてもおかしくなかった。これで神戸が勝てていれば三笘封じで完勝だったのだろうが、GKの前川の間抜けなミスで失点。神戸が攻撃に前かかりになり、ラインが高くなった。そこからルーズボールが神戸の陣内に出てきたので、それをクリアするために前川が大きく前に出てきてキック。しかしそれが直接川崎の谷口へのギフトパスになり、レアンドロ・ダミアンにつながれて、レアンドロが無人のゴールにロングシュート。

 

これが見事に決まり神戸は失点。前川は昨季後半から好セーブをするようになり正GKとなったが、このようなミスをするようではまだまだ不安定である。どうしてあんなに前に出てくるのだろう。以前のマリノスのハイラインで飯倉が前に出すぎてロングシュートを放り込まれていたのを思い出した。

 

それに神戸は後半に古橋がカウンターからGKと1対1になる決定機が2回もあったのに、古橋はシュートもできなかった。丁寧にやりすぎたのか古橋らしい思い切りのいいシュートが見られなくなった。シュートまでワンテンポ遅い。あれでは代表も無理だし、ましてや海外移籍も無理。

 

試合は川崎が逃げ切るかのように見えたが、後半ATが10分近くあり最後のプレーで菊池のヘッデイングゴールが決まり、奇跡の同点となった。川崎にしてみれば三笘が封じられた場合の対策が必要になったし、神戸はイニエスタが戻るまでの攻撃をどうやりくりするのかが見えない。それぞれに課題が見えた試合だった。


中国式婚礼 Tea Ceremony

2021-03-17 11:07:28 | 日記

娘が近々結婚する。お相手は中国系で彼の両親が中国からシドニーに移民してきて、彼はシドニー生まれのオージーである。だから2世となる。これは筆者が1世とすれば筆者の子供はここで生まれた2世となるから、環境は同じである。筆者の子供の友人も親が移民の1世というパターンが多い。子供の年代もその親の世代も同じだから自然とそうなるのだろう。

 

日本人と中国人の違いは、中国人は一人が移民で根付くと一族郎党引き連れてくる。例えば娘の婚礼の参列者の中には婿殿の親族が40-50人も含まれていて、全員が中国からの移民とその家族である。ちなみに筆者の親族は妻と子供二人だけ。こうして中国系移民は鼠算で増えていくのだ。

 

中国の婚礼は地方により大きく違うそうだが、婿殿の親族は広東省の深センで、そこでの婚礼は挙式の当日の式の直前に新郎新婦がそれぞれの両親にお茶をささげて挨拶に行く。婿殿の母親がこれをぜひやりたいということでそれに答えることになった。

 

深センの風習では新郎新婦はちゃんと着飾って親に挨拶に行く。娘は挙式ではウェディングドレスだがまさかそれでは行けないということで、それでは他の衣装は何がいいかと思案して、和式の着物を着ることになった。友人が和服のレンタルをしていてそこから借りる。それならば筆者の妻も留袖を着ようということになり、我が家は大騒ぎである。

 

中国の歴史ドラマを見ていると婚礼の直前に新郎新婦が親にお茶をささげるシーンがよく出て来る。そうか、あのお茶はそういう意味があるのかと納得した。中国の婚礼衣装は必ず赤が基調となるが、ピンクは再婚を意味するそうだ。だから初婚の花嫁は赤色の衣装でなければいけない。


コッパアメリカ

2021-03-16 10:38:35 | 日記

本当ならば2020年6月に開催予定だったコッパアメリカ2020は1年延期されて2021年6月に開催となった。参加国は南米連盟の10カ国と招待国としてオーストラリアとカタールの合計12カ国である。本当にオーストラリアはこの状況下で参加するのか懐疑的であったが、WCアジア2次予選が6月にずれることにより、オーストラリアは参加を辞退。ついでにカタールも辞退して12カ国から10カ国になってしまった。

 

このまま大会を中止するのだろうと予想したが、ところがどっこい10カ国で開催すると発表された。ホスト国はアルゼンチンとコロンビアの共催で6月13日にアルゼンチン対チリの開幕戦がブエノスアイレスであり、10カ国を2グループに分ける。Aグループはボリビア、パラグアイ、ウルグアイ、チリ、アルゼンチン。Bグループがブラジル、エクアドル、ペルー、コロンビア、ベネズエラである。

 

1次リーグは5チームを4チームにしぼり、決勝T進出の8チームにする。5分の4の1次リーグなんて聞いたことがないし、やる意味があるのか疑問であるがこれしか方法がないのだろう。南米人は本当にコッパアメリカが好きだ。WC予選よりもコッパアメリカのほうが大切なんだろう。本来ならば4年に一度の開催だが、2011年、2015年、2016年、2019年、2021年(本当は2020年)、2024年と開催されている。

 

2016年大会は南米連盟創立100周年の特別大会だからいいとして、2011年から4年ごとであれば2011,2015,2019の次は2023年のはず。それが理由は知らないが2020年に開催されるはずだった。それがコロナで2021年にずれた。

 

常識的な判断をすれば4年ごとをきちんと守ればいいと思うのだが、特殊事情でずれてもとにかく予定されている大会は開催する。これがコッパアメリカの大義である。2010年代はなんと4回も開催されている。1975年から2001年までは2年ごとの開催だったから、頻繁な開催には慣れているのかも知れない。

 

みんな大好きコッパアメリカ、なにがあってもコッパアメリカというのが南米人のキャッチフレーズなのだ。

 

 


3月25日の日韓戦

2021-03-15 09:44:35 | 日記

突然開催されることになった3月25日の日韓戦だが、日本も韓国もフルスペックでやるらしい。つまりヨーロッパ組も呼んでベストメンバーでやりたいようだ。果たしてそんな必要があるのだろうか。どの国でも海外から戻ってから10日程度の隔離がある。3月25日の次のリーグ戦はどこの国でも4月3日が多い。仮に3月26日くらいに戻るとしても10日間の隔離ではトレーニングも必要だし、4月3日の試合に出られない。

 

ベストメンバーでやりたいならばヨーロッパでやればいいだろう。どうしてわざわざ1試合の親善試合のために両チームの多くの選手をヨーロッパから呼ぶのか。これがWC予選というのであれば理解できる。のこのこ日本まで戻ってコロナに感染したらバカをみるのは選手である。ガンバ大阪を教訓にしていない。

 

あるいは国内組だけでメンバーを組めばいい。今後のコロナ感染を考えればWC予選でもベストメンバーを組めないこともあるだろうから、選択肢は広げておいたほうがいい。現在Jリーグで調子のいい選手を中心に集めればそこそこいいチームになる。まあ連携の部分はある程度目をつぶって欲しい。

 

アイデアとして川崎Fだけの単独チームで代表を組んでもいい。親善試合なんだからレアンドロ・ダミアンがいてもいいじゃないか。日本代表よりもよほど強いはずだ。