サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

香川と清武

2016-08-15 10:38:11 | 日記
ドイツスーパーカップとUEFAスーパーカップをそれぞれ見た。

ドルトムント対バイエルンのドイツスーパーカップはリーグ開幕まで2週間あり、選手起用からみてもプレシーズンマッチのようなものだった。それでもバイエルンは2-0で勝つんだから、今季もバイエルンの一人天下でしょう。

香川はトップ下で先発、フル出場だったが、ゲッツエなどがまだトップフォームでないことや、新規に加入した選手との連携がいまいちでもあり、シーズン開幕してもすんなりといつも先発ではないだろう。それに香川のプレーは可もなく不可もなくだった。ゲッツエの調子が上向いてくればかなり厳しいでしょう。

さて清武だが、負傷で出遅れたにしてはレアルとのUEFAスーパーカップ、そして今朝行われたバルサとのスペインスーパーカップ第1戦で先発フル出場。でもたかだかスーパーカップでどうして2試合もするのだろうか。

これはちょっと意外だった。セビージャは大補強をして清武の序列はかなり低いので今月中に放出されるという観測もあったからだ。新規加入した選手を試すというのならわかるが、4-3-3ならば右のウイング、3-4-3ならばインサイドハーフ、試合の途中からトップ下でプレーした場面もあった。かなり監督が清武のことを重宝していることが分かる。

相手に脅威を与えるような攻撃型の選手ではないし、他の攻撃、中盤の選手のほうがよほど動きがいい。セビージャでの清武のプレーの印象っはどのポジションでも丁寧にボールをさばき、ボールをつなぎ、相手のパスコースをしっかりと消す。簡単にボールを取られないし、中盤でのバランスを崩さない。これで攻撃が怖くなればスーパーなんだが、そこがまだ不足している。

監督には清武にバランスを崩さないことを要求しているのだろう。今月中に新規の補強がなければ、清武はそこそこ出番をもらえるだろうし、CLもあるのでいつもベンチということはなさそうだ。

U-23からA代表へ

2016-08-13 18:50:25 | 日記
リオ五輪サッカーが終わっていろいろな検証記事が出ているが、やっぱりサポの関心事はU-23の中から誰がすぐにA代表に定着できるかだろう。南野、浅野、大島は定着はしていないし出番もほとんどないが一応A代表に呼ばれている。新規で呼ばれる、呼んでほしい選手はいるのか。

可能性があるのは中島、植田、GKの中村の3人だと思う。植田と中村は所属クラブで主力となっているが、中島はFC東京ではベンチ入りもできないことも多い。従って中島は今後のクラブでの活躍次第になる。

植田はまだまだかも知れないが現時点でも吉田よりも安定していると思う。だからWC予選は最初から植田と森重で組ませてほしい。GKの中村は川島を呼ぶくらいならば中村を優先してほしい。スウえーデン戦でGKの目の前でボールがバウンドしたが、川島だったら間違いなく失点していたことでしょう。

南野と浅野はポジションから見れば、本田、岡崎、清武、宇佐美などと競争ということになるので先発させるにはちょっと厳しいかなと思うが、いつまでも本田、岡崎、香川の3枚看板だけというわけにはいかないのでどこかで切り替えていく必要がある。

大島については現時点でも柏木より上のように見える。

ただしハリルは新たな選手を呼んでもすぐに先発をさせることはほとんどないし、それがWC予選とあればなおさら慎重になることでしょう。なんだかんだといっても初戦のUAE戦は9月1日でもう3週間を切っているのだ。

リオ五輪 スウエーデン戦

2016-08-11 09:56:58 | 日記
スウエーデンはゆっくりとボールを回して組織プレーというスタイル。ラインも低めで攻撃はほとんど怖くなかった。もっとも日本はボールは回せてシュートも多かったが、フィニッシュの精度が悪くてこちらも怖くなかった。

それでも矢島のゴールで先制して1-0で勝ち切ったことはよかった。しかし動きが悪かった相手に対して最低あと1点は取れたように見えた。まあ勝ち点3だからそれでよしとしよう。

コロンビアがナイジェリアに予想どうりに勝ったので日本は1次リーグ敗退がきまった。ナイジェリアでの惨敗からして3連敗するように思えたが、なんとか勝ち点4.しかしこれでは実に物足りなかった。

選手起用さえ間違わなければ必ず決勝Tまで行けたように思える。まずナイジェリア戦のGK櫛引。GKがもっと安定していれば5失点もしなかったろう。そして藤春。藤春は攻撃の起点にはなったが、失点の起点にもなった。

しっかり守備して耐えるというプランならば、攻撃の起点を捨ててもSBはもっと守備的な選手をU-23dまたはOAでもいいから起用すべきだった。櫛引と藤春を起用していなければナイジェリア戦は少なくともドロー、コロンビア戦は勝てたはず。

攻撃は浅野、中島、南野、大島などクオーリテイは高かったのだから、守備さえもう少しまともであればよかった。まあU-23の選手が国際経験を積んだという意味ではいい大会だったと思う。このメンバーの中からWC予選に呼ばれて代表に定着できる選手が何人出てくるかが焦点になる。

しかし藤春のあのOGは日本サッカー史上に残る名OGとなることでしょう。

Enemy of Australia と中国からのサイバー攻撃

2016-08-10 08:54:56 | 日記
リオ五輪のオーストラリアと中国の水泳選手のいさかいはご存知だと思うが、こちらのニュースでは中国の孫選手のことをEnemy of Australiaと呼んでいた。あまりにもストレートな表現だから大笑いしてしまった。

さて8月9日に5年に一度のオーストラリアの国勢調査が行われた。過去の調査は分厚い調査票が各家庭の郵便受けに入ってきて、それを書き込んで指定日に調査員が回収に来るという人海戦術だった。各世帯だけではなく、ホテルでの宿泊者も含めるという手の込んだものであった。はっきりした戸籍というか住民登録制度がないオーストラリアでは重要な調査である。

今年は初のオンライン調査となり、ABSという統計局が専用のサイトを作った。事前に各住所に手紙が届いてそこにパスワードがあり、指定日の8月9日にサイトにアクセスして質問に回答するというかなり手の込んだ方法である。質問項目は50問もあり、4人家族であれば200問もある。4人分もやるとゆうに30分はかかる。パソコンが不得手ならばもっとかかる。

さてこのサイトにハッキング攻撃が昨日あった。判明しただけでも4件の攻撃でサイトが持ちこたえられなくなり、24時間アクセス可能なはずが夜7時にサイト閉鎖。今朝もまだ閉鎖している。

この調査を怠けると罰金もあるので指定日の昨日できなかった人には罰金を課さないと発表された。アクセスできないのだから当然である。さてこのサイバー攻撃はどこからのものか調査中だが、間違いなく中国である。攻撃に意図は水泳選手問題への報復だろう。

サイバー攻撃の出どころを特定するのは時間もかかるし難しいだろうが、99%中国だろう。そうでなければ誰がわざわざオーストラリアの国勢調査のサイトを攻撃するのか。

中国の傲慢さ、あつかましさ、傍若無人な態度は今に始まったことではないが本当に信じられない国である。

リオ五輪 コロンビア戦

2016-08-08 12:32:25 | 日記
前半は積極的なDFから日本はいい試合をして、ビッグチャンスも2回あった。しかし決めきれない。これで1ゴールだけでもできていれば楽になったはずだ。

後半はコロンビアがギアを入れて来たように見えた。相手のシュートが植田の足にあたり、コースが変わり失点。これはもったいなかった。それまで堅守だったのに、これはそれまで止められていたのに止めたかった。これで0-1。

大島と南野を入れて反撃にいったのに、藤春が信じられないようなOGをやらかした。なんだあれは。どうすればあんなOGできるのだろうか。今大会一番の珍プレーでしょう。

しかしその後に中央からの細かい崩しで浅野がゴール。そして中島のループ気味の絶妙なゴール。これで2-2。興奮させてくれる。


最後の浅野のロングボールを胸トラップしてのシュートは決めてほしかった。あれを決めていればアーセナルは特別にビザを取ってくれてレンタルされなかったかもしれない。

ビハインドになったから日本のギアが入って2ゴールできたのかもしれないし、それがなくても2ゴールできたかも知れない。特に最後2分くらいはコロンビアの足が止まっていたし、相手の攻撃も単調だった。

惜しむらくは何といってもあの藤春のOG。あれがなければ勝っていた可能性大である。相手のシュートが自分にあたったわけでもないのに、クリアミスしてOGなんて高校生以下である。何のために呼ばれたのかオーバーエイジ。足引っ張るなよ。

3試合目は日本はスウエーデンから勝ち点3取ることはいうまでもないが、すべてはナイジェリア次第である。ナイジェリアは勝っても負けても関係ない。当然メンバー落としてくるだろうし、そもそもやる気がないだろう。コロンビアが勝たないようにみんなでナイジェリアを応援するしかない。