ツーロン ポルトガル戦、女子WC開幕戦

夕べのツーロンの第３戦、ポルトガル戦は消化不良の試合だった。負けても大敗しなければ１位抜けできる日本と勝ち点３が必須のポルトガルではモチベーションが違うように見えた。それに日本は毎試合メンバーを代えてこの試合で全員が先発したことになる。そのあたりも連携に影響が出ていたのだろう。


日本は３－４－２－１で１トップは金沢の小島。ポルトガルのプレスも強く、小島にボールをあてても収まらないし、小島はセカンドボールをうまく味方につなげない。前半は０－０。後半途中から小島からジュビロの小川に交代してから流れが多少良くなった。小川のほうがはたきかたもうまいし、ボールも収まる。小川が先発していればよかったかも知れない。


一瞬の隙からショートカウンターをくらい失点して０－１で敗戦。しかし得失点差で日本が１位抜けでベスト４に進出。この大会でベスト４は２００８年以来。そもそもこの大会は若手の育成が目的だから結果は関係ないが、それでも負けるよりは勝ったほうがいい。


この大会に招集されたメンバーとコッパアメリカに招集されたU-22の選手が２０２０年の五輪代表になるのだろうが、まだ３０人以上いる。五輪は１８名だからこれからメンバーの絞り込みが始まる。


女子WCはフランス対韓国で開幕。フランスが圧倒的な強さで４－０で圧勝。フランスは早くて強くてロングパスも正確。しかもセットプレーも強烈。ここまでちんちんにやられると韓国チームは自信を喪失したのではないか。ここまでレベルの差があると完全なミスマッチ。フランスは決勝までいくでしょう。