サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

Social distancing違反罰金には人種差別か

2020-04-12 11:25:54 | 日記

SBSサイトに出ていたニュースだが、メルボルンでもシドニーでも厳しい外出規制があり、警察に職務質問されて違反とされると罰金をくらう。これが最低でも7万円以上の高額で、懲役刑もあるという厳しいものだ。警察のパトロールが普段よりも多くなり、筆者も仕事以外はできるだけ外出しないようにしている。さてこの警察の取り締まりが作為的で特定の地域、人種をターゲットにしているという指摘がある。

 

シドニーの中でこの罰金事案が多い地域が、アボリジニが多く住むRedfern地域で、その次がやはり中東系が多い地域である。ちなみにNSW州の人口に占めるアボリジニの人口はわずかに0.04%だが、ここまでにSocial Distancingで発行された罰金の内、10%がアボリジニ関係だった。これはどう考えても不自然だという指摘が人権団体から出ている。

 

また警察は方針として特定のコミュニテイをターゲットにしているという疑いがあり、SBSがNSW州警察本部に質問を出したが、回答は来なかった。警察官は圧倒的に白人が多く、アジア人が多い地域の警察署にたまに中国系を見ることもあるが、それはかなりの例外である。

 

筆者は警察官からあからさまに差別されたことはないが、白人ばかりの警察がアボリジニをターゲットにして取り締まりをすることは不思議ではない。シドニーの場合人種ごとに密集して住む傾向があるので、筆者はアジア系が多い自分の地域からはでいるだけ出ないようにしている。白人が多い地域に出かけて、自分の地域に戻り中国人であふれる商店街をみるとほっとする。


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