サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

古橋の機は熟した

2021-07-11 10:31:56 | 日記

神戸の古橋にオランダのPSVとベルギーのアンデルレヒトからオファーがあったようだ。これまで2シーズン続けて古橋にはオランダのクラブからオファーがあったそうで、それを古橋は固辞してきた。自分をJ2の岐阜から呼んでくれたことに恩義を感じて、神戸のクラブ事情を優先したという。なんとも昔気質である。

 

フットボール選手の寿命は短い。古橋は26才だから海外移籍するには遅すぎるくらいだ。海外のクラブ間どうしの移籍ならまだしも、日本からの初移籍ならばせめて23才までには行きたい。選手としてのピークが28才くらいとして5シーズンは活躍できる。ちなみにトランスファー・マルクトでみると、古橋の移籍金価値は200万ユーロ(約2億6千万円)である。三笘の300万ユーロよりも安い。

 

選手としての能力を古橋と三笘で比較すると、タイプは違うが古橋のほうが海外で通用すると思う。古橋はセカンドトップでも左右のウイングもできるし、裏への飛び出しが得意で、何よりも瞬発力のあるスピードが特徴である。かなりオールマイティな選手と言える。難を言えば身長が170cm、体重は63kgときゃしゃである。

 

三笘はドリブルが持ち味だが、ドリブルをスタートする場所がかなりハーフラインに近いところからでも始めるので、その分ドリブルする距離が長くなり相手につかまるリスクが高まる。ロングボールを出して相手の裏を取り、そこからドリブル始めたほうが効率がいい。名古屋の相馬のドリブルはそうだ。

 

三笘の場合は自分のドリブルに酔っているイメージがする。極端にいえば不必要なドリブルである。自分でドリブルで切れ込むよりも、もっと周囲の選手を使ってパスを繋げるIQの高いプレーをするべきだ。

 

仮に古橋がPSVに移籍するとしても、PSVにはオランダ代表の若手がゴロゴロしているのでポジション獲るのはそう簡単ではない。以前古橋の動画を見たことがあるが、スペイン語を勉強していた。スペインに行きたいのではないのか?

 

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金髪はあまりに合っていないよ、古橋君。


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