サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

中島翔哉

2020-07-24 08:16:21 | 日記

ポルトに移籍してから1シーズンで中島翔哉は戦力外扱いされて放出されそうである。何故こんなことになったのかは本人のプロ意識の欠如と言わざるを得ない。かわいそうだがそれが現実である。

 

ポルトではコンセイソン監督とうまくいかず、シーズン当初は中島の守備の悪さを監督が嫌い干されていた。途中から中島の攻撃力を監督が評価し始め、かつ守備が向上したのか出番が増えてきた。ここまではどこのチームでもよくある話だ。そこにコロナショックである。

 

リーグが中断されて選手は個人トレーニングとなった。その後クラブに戻ってトレーニング開始となっても中島は病弱な奥さんを優先してクラブに戻らなかった。クラブ側は了解したのだろうが、監督は面白くなかったのだろう。この監督の性格からして当然の成り行きかも知れない。

 

最大の疑問はポルトガルではスペイン、イタリアよりも感染が少なかった。その時期にどうして妻子を日本に戻さなかったかということだ。感染が拡大して中島の個人トレーナーなどチーム中島のスタッフは日本に帰国。その時に妻子もいっしょに戻すべきだった。

 

コロナの中で病弱な奥さんと乳飲み子を抱えて、中島が練習を続けられないことは目に見えている。監督の不評を買うことも十分に予想できた。来季の監督の構想から外されていて、放出されることは中島本人も自覚しているはずでもうどうしようもない。

 

問題は中島の移籍金が3000万ユーロ以上とこのレベルの選手にしては高いことだ。それに保有権がアル・ドゥハイルとポルトで半々のはずで、条件が複雑。そしてサッカー界のコロナ不況である。そうそう簡単に話がまともるとは思えない。

 

かわいそうだが、中島の将来は明るくない。


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