サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

宮市亮

2018-05-04 08:01:57 | 日記
長期負傷から復帰したばかりの宮市亮がまた大けがをした。3年間で3度目の重傷である。本人もさぞかし無念だろうし、彼の心中を思うと気の毒でならない。


2011年2月にアーセナルからのレンタルでフェイエノールトに入り、そのシーズンは短期間ながらリーグ戦で3ゴールしてスピードとドリブルで強烈なインパクトを残した。しかしこれが全盛期となってしまった。


その後はご存知のとうりに負傷を繰り返し、イングランド、オランダ、ドイツのクラブで移籍を繰り返して7シーズンで5クラブを渡り歩いた。これはアーセナルからのレンタル移籍を1シーズンごとに繰り返したことも影響している。


どうして宮市亮に怪我が多いのかは神のみぞ知るだが、根本的な原因はアーセナルに入団したことだと思う。レンタル移籍を繰り返すことが分かっていたのにアーセナルに選んだことは間違いだった。


最初はベルギーかオランダの中位以下のクラブから出発してステップアップをすべきだった。まして宮市は高卒でいきなりヨーロッパに渡った。


腰を落ち着けてじっくりと育成されていればこんなに負傷を頻発させることもなかったのではないか。もちろんこれは結果論ではあるが、そうでもなければ負傷頻発の説明がつかない。


現在25才で結婚もしているのだから、今回の負傷で引退を決意してもいいのではなかろうか。若いのだから宮市の人生はこれからである。しかしサッカー選手としてはこれから長期のリハビリをするには若くない。

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