EPL第2節のウエストハム対チェルシー戦でカイセドは後半15分から途中出場。イングランドでの史上最高額の移籍金でブライトンからチェルシーに移籍。直前までリバプールと交渉していたのに、最後にチェルシーに移籍することになり顰蹙を買っていた。もっとも移籍金はカイセド本人とは無関係なので、本人がチェルシーを希望したのだから仕方ない。
さてホームでの開幕戦のリバプール戦を1-1で引き分けていたので、第2節はなんとしても勝ち点3が欲しいチェルシーだが、結果からいえば3-1でウエストハムに敗戦。カイセドは2-1でリードされていた後半15分からチルウエルと交代。チルウエルは左SBなので、ボランチ2枚を代えずにカイセドを偽SBのポジションで投入。しかしこれが機能しなかった。
そもそもカイセドは緊張していたのか、パスミスを連発。ブライトン時代も散見されていたが、この試合はひどかった。そして後半22分にウエストハムが退場者を出してチェルシーは数的有利になったにもかかわらず、後半50分にカイセドがPA内でファールを犯してPKを献上。これで3-1と万事休す。
まだチームに合流したばかりで連携もよくなかったし、とにかくプレーが不安定。200億円以上の大枚はたいて獲得した選手とは思えない。チェルシーはムドリクも2試合連続で途中出場だし、大金で獲得した選手を有効活用できていない。
次節でポチェッテイーノがカイセドを先発起用するかどうかは知らないが、もっとリラックスさせる環境にしてあげるべきだろう。今年の3月にシドニーでオーストラリア対エクアドルの親善試合を見たが、その時のカイセドはエストゥピニャンと二人で試合を仕切っていた。
200億円の男というニックネームが重荷になっているのだろうか。
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