レスターｖサザンプトン

夕べのレスターの試合をみたがさほど強そうでもないレスターが、いつものようになんとなく勝ってしまうという試合だった。

代表ウイーク明けの影響か岡崎も他の選手も動きがにぶい。レスターは前半はボールを支配していたが、チャンスを作れない。それでもセットプレーの後に残っていたＣＢのモーガンが、左からのふわっとしたクロスを頭で合わせて先制。レスターはこの１点を守りきって勝った。

この先制点のシーン以外に決定機はなかったので勝負強いのだろう。レスターの強さはやはり堅守。ＣＢの二人は長身で屈強。ＳＢも強いし、ボランチのカンテも１対１に強い。日本代表にこのようなＣＢがいれば鬼に金棒なんだが。

岡崎はハリルのいうようにボランチかＣＢのようなものだ。先発はさせてくれるが、後半１５～２０分ごろに交代させられてしまう。せめて後半３０分までプレーできればもっとゴールできるチャンスも増えるでしょう。とはいえ、この試合の後半はサザンプトンにボールを支配されて、レスターはほとんど攻撃できなかったので、走り回る岡崎がばてて当然か。

２位との勝ち点差を７と広げて、残り６試合で勝ち点１２以上取れれば優勝できる。有利は有利だが、６試合で４試合勝つのもかなりハードルが高い。そして仮にレスターが優勝できたとしても、バーデイーなどの主力選手が引き抜かれることは必至で、クラブが将来的に補強に費用を使うかどうかも見ものだ。