サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ドルトムントVSマインツ 4-2

2015-02-14 13:03:25 | 日記
香川と岡崎がともに先発。ドルトムントはGKの信じられないようなポカで秒殺で失点。前半はこのまま0-1でマインツがリードして終了。クロップの表情を見ればどうしてこんなことになるのかという失望感が見れ取れた。マインツはべたっと引いて岡崎が前線に残るだけ。

後半はセットプレーなどから大量4点でドルトムントが逆転。結局4-2でドルトムントが珍しく大勝した。これで久々の連勝である。

さて香川であるが、いいプレーもたまにあるが全体的にはぱっとしなかった。いろいろ理由はあると思う。

①ポジションが下がりすぎる。たとえばカウンター攻撃というときには前線に香川はほとんどいない。その結果ボールタッチが少ない。
②他の選手とのワンツーが少ない。しかしロイスとオーバーメヤンは息があっているのでドルトムントの攻撃はこの二人でやっているように見える。
③相手へのプレスが持続しない。ハイボールを競い合ったときにはほとんど香川は取れないので、せめてプレスは持続してほしい。

他にもポジショニングが悪いとかもあるが、シュートの精度が悪いことが致命的だ。この試合でもあと30cmずれていればゴールしたかもしれないシュートが2本あった。多分全盛期であればどちらかはゴールできたはずだ。どうしてゴールできないかは本人も分からないだろうが、試合勘の欠如だけでは説明できない問題だろう。

香川と同じように以前のトップフォームを失くしたのが、ミキタリヤンだろう。昨シーズンは10ゴール程度したのに、今シーズンは先発も少なくいまだにリーグ戦ではゴールゼロ。以前はトップ下だったわけで、香川の復帰でポジションを失い、二人そろってトップフォームを崩したとは皮肉だ。

冬の市場で獲得したカンプルもまだチームに溶け込めていないせいもあるが、同じようなものだ。これらの3選手に共通しているのはいてもいなくても同じような動きということだ。

香川が今後先発を維持できるかどうか分からないが、どうみてもゴールを量産できるとは思えない。このまま無事に1部に残留できれば市来季にはさらに補強をするだろうし、インモービレ、ラモスの放出、新しいFWとMFの補強は間違いないだろう。そうなったときに果たして香川はポジションを維持できるのだろうか。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿