２００６年WCドイツ大会 SF

ESPNを見ていたら２００６年大会のSF,ドイツｖｓイタリアを放送していた。WCがもうすぐだから、昔の試合を毎日放送している。

さてこのときのイタリアを分析してみよう。監督はリッピ。GKはブッフォン、CBがカンナバーロと長友のお友達のマテラッテイ、SBにザンブロッタとカモラネーシ、ボランチはピルロと獣人ガッツーソ、前線は１トップがトニ、2列目にトッテイなど。懐かしい顔ぶれだ。

SFまで来るとお互いに疲労がたまり動きがにぶい。９０分では決着がつかず延長までいき、終了間際にイタリアがグロッソとデルピのゴールで２－０で競り勝った。

両チームはお互いにピッチを広く使っていた。日本のように選手の距離が短くない。それだけパスも長くなるが正確で取られない。結果、サイドの裏も取られない。こういうのが強いチームなんだろうね。

ゴールにつながったのは、ピルロの守備とパスセンスだった。そしてイタリアはSBの守備が強い。CBが多少弱くてもボランチが危機管理して、SBがいいボールを上げさせなければさほどピンチにはならない。

果たして山口は日本のピルロになれるか。