今朝のニュースの中に驚きの悲しいニュースがあった。UAEのアルアインにいる中島翔哉が練習中に腓骨骨折と靭帯損傷の大怪我をして、今季絶望となったようだ。UAEのリーグは通常は8月から5月までだから、今季絶望とは少なくとも5月か6月まで、あるいはもっと長く復帰できない可能性もある。
やっと先発起用されるようになったばかりなのに、これほどの重傷を負うとは気の毒でならない。ポルトからアルアインへはレンタル移籍で、今季終了後に51億円の買い取りオプションがついている。ポルトとの契約は2024年までだから、アルアインが金額はともかくとして、買い取りオプションを行使しなければポルトに戻ることになる。
問題はこのような大怪我を負った選手を買い取ることがあるかどうかだ。長期間クラブの主力として貢献してきた選手が長期離脱の負傷をしても、クラブの温情で契約を延長してもらえるケースがある。あるいは、今後の活躍が期待できればその選手を応援するために契約延長してくれることもある。
しかし中島翔哉の場合はかなり特殊である。アルアインに来てから試合に出場したのも少ないし、やっと存在感を示したばかり。負傷のために状況が変わったということで、ポルトが了解すれば買い取りではなくレンタルの延長でアルアインに残る。これが中島にとっての最善のシナリオではないか。
ポルトから追い出されるようにUAEに来たものの、こんなすぐに大怪我をするとは中島にとっては人生を左右する転機だろう。頑張れ、中島翔哉。
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