大久保がヴェルデイからセレッソ大阪に移籍する。昔の活躍は別にしても、38才の現在の大久保が戦力になるのかどうかという疑問が湧いてくる。川崎Fにいたころの(2013-2016)4年連続二けた得点という成績はあえて無視しよう。
大久保は川崎Fの後にFC東京→川崎→磐田→東京ヴェルディと渡り歩いた。2018年以降はゴール数も激減。今季はヴェルディで19試合出場してゴールゼロ。故障が多く、先発は10試合だった。毎年成績が下がっていくのは明らかで、当然出番も減っていく。
特に今季はJ2でゴールゼロというのは屈辱だろう。普通ならこれで引退という年齢だろうがまさかのセレッソ入り。クルピから呼ばれたのかと思ったが、大久保とクルピは時期がずれているのでそれはないだろう。クラブが強化という観点から獲得したのだろうが、本当に戦力になるのだろうか。キャリアの最後をセレッソでという温情なのか。
しかし大久保は通算でセレッソには5シーズン在籍したのみ。神戸には通算で6シーズン。川崎Fには4年半。セレッソのイメージが強いが、結びつきが特に強いわけでもないだろう。ということはやはりセレッソは大久保を戦力として見ているということになる。
柿谷の抜けた穴を大久保で埋めるということなのかも知れないが、大久保に活躍を求めるのは無理がある。今季は若手の指導役ということで、今後の指導者として引退後はセレッソのアカデミーから修行するということなら理解できる。
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