マフレズ

レスターのマフレズがマンＣＩＴＹも行かせてもらえなかったことに怒って練習をボイコットしている。クラブから行方をくらましてからすでに４日目。これを書いている時点でもクラブと和解したというニューズはまだない。


選手とクラブの移籍をめぐるいざこざではどちらが勝つのか。選手が勝つポイントは移籍市場が開いている期間内でごねることである。今回のマフレズのようなすべてが終わってから拗ねてみても何も始まらない。デンべレ、オーバーメヤンのように移籍市場期間内にごねなければ何もできない。もっともこれが成功するかどうかは賭けでもある。


レスターのフロントは選手と約束をしてもビジネスライクにそれを反故にする。相手のクラブと移籍金交渉が成立すれば移籍させてやるという。オファーがあればここぞとばかりにふっかける。交渉がまとまらなければあきらめろと選手に冷たくする。選手側からすれば移籍金なんて自分には何の関係もないから怒り心頭となる。


今回の問題はマフレズの代理人の力不足だろう。どんな手を使ってでも選手の利益を守ることができなかった。マフレズはすぐに代理人を代えるべきだろう。今できることは今季後のオフにどのような交渉をするのか新しい代理人と戦略を練ってピッチに戻ることしかない。


それでもだめならば契約満了まで待つしかない。